狩江の秋祭り・・・御浜参出３

【狩江の秋祭り・・・御浜参出】

　各「練り」が踊りを披露している間に、

　「牛鬼組」は「神輿」を従えて、早朝から上った「春日神社」への参道を降りて来ました。

　投稿写真に写っているのは、「御浜参出」前に最初にお払いをする家の庭先で、

　「牛鬼組」は、このようにして「練り」が終了するまでの間、お茶や砂糖水を飲んで体力の回復に努めるので～す。

　重い「牛鬼」を担いで動き回れるのも・・・１５分～２０分が限度で、

こうして休憩を入れながら過ごさなければ・・・一日中の体力が持ちませんねぇ～

　「牛鬼組」のメンバーの中には、

　もう～すでに、肩が赤く腫れ上がっている担ぎ手もいま～す。

狩江の秋祭り・・・御浜参出２

【狩江の秋祭り・・・御浜参出】

　投稿写真は「角力（すもねり）」の踊りが披露されている様子を撮ったものです。

　これらの子供の衣装は・・・昔、地元のお金持ちが提供した物で、

未だ、その家の持ち物となって保管管理が託されていま～す。

　俗に言う「角力」の株主ということです。

「角力」の踊りをする子ども達の家は、その株主の家の衣装を無償でお借りすると言うことで、

　どの様な家庭環境で育っても「狩江の秋祭り」には参加出来るような仕組みが出来上がっているのです。

「角力」の踊りの中に入って、ベストショットを狙っているプロカメラマンの五味明憲さん

　こうした輪の中に入り込めるのも「狩江の秋祭り」を、こよなく愛し、地元住民に溶け込んでいるからでしょう