とうとう･･･生まれ住んだ主屋が壊れて行く～
主屋の軒の下には鯉のぼりの登り竿（７軒半の丈の細い檜の棒）がありましたが･･･切断して廃棄処分になりました。
私のお節句に立てた登り竿（長男のお節句にも使用）なんで･･･かれこれ６７年の年月が過ぎています。
まだまだ綺麗で･･･いまだに使用可能な登り竿でした。
いよいよ茶の間がなくなってしまいました。
その茶の間には･･･堀こたつがあり、小さい頃はその堀こたつの中で遊んだもんです。
そして、かつては土間で･･･タイルの流し台やセメンの釜戸等が増築部分ですが、
やっと主屋の解体が始まりました
先ずは、亙の除去から始まりました。 私の小さい頃は、家の直ぐ横に排水の溝があり、溝の上が軒となっていました。 物の運搬手段が一輪車からリヤカーの時代へとなり、やがて経トラックの時代へと移り進んで行きました。 それに伴って溝にフタがされて道幅が広くなり、トラックが主流の時代となるにつれ、地盤沈下のリスクを軽減するために、溝の位置が道の中央部分へと変わっていきました。 そして、家の敷地内の引っ込んだ所が舗装され･･･少しずつ道が拡張されています
築13以上以上なるかと思われる主屋の解体が始まろうとしてます
先々代が築何年かのこの家を購入され、亡き両親が長年にわたって住み慣れた主屋です。 晩年には父が脳梗塞を起こし、寝たっきりの生活となりましたが、母が世話をしながら･･･夫婦仲良く過ごした主屋でした。 その母も父の介護途中で自分も病魔に見舞われ、父より先にあの世に召されました。 そんな思い出の詰まった毛利家が･･･少しずつ亡くなっています
主屋と離れの間にあったバス・トイレ等の水回りの家屋が･･･解体されていきます 私が小さい頃、脳梗塞瀬倒れていたおばあちゃんが風呂の中仁沈んでいて･･･父と二人で風呂の中から抱きかかえて、救命処理をしたをした記憶がよみがえってきました。 その後、風呂を五右衛門風呂からホーロー式の風呂に改修して現在の形になった経緯があります。
とうとう･･･私達の寝室が無くなってしまいました。 それぞれのそれぞれの子供達が自我に目覚め、それぞれの部屋で寝起きを始めるまでの間、川の字になって寝起きしたベットルームです。 未だに寝ションベンのシミの後が残るマットを使っていました。
嫁さんの花嫁家具の一つとして使い始めたベットなので、かれこれ40年もの間･･･使っていたことになります。 これを機に思い出の品ですが･･･新しく新調することにしま～す
あ～ぁ 俺たちの寝室だった部屋が･･･無くなっていきます
しかし、南予重機（解体業者）さん･･･上手に壊して行きますねぇ～
離れの2階の一部がきれいに取り壊され、重機がコの字型の家屋の中庭へ入っていきました。 これから離れ屋を全て解体します。 その後、主屋の解体へと進む予定です。
亙の撤去（離れの2階部分）が終わり、大型重機が入ってきて本格的な解体が始まりました。 毛利家に嫁いで･･･かれこれ４０年
孫を背負いながら･･･
次男の部屋が無くなっていく 長女の部屋が無くなっていく 
感慨深げに、涙を流しながら･･･壊れゆく我が家を眺めていました。
いよいよ『浜のみかん屋』の解体が始まりました
解体業者（南予重機）さんが入り、家の中の不要な物の分別処理をしながらトラックに積載しています。 家の中には･･･一昨日まで生活をしていたため、生活必需品等がまだまだ残ってあり、業者さんにご迷惑を掛けながらの処理となっています。 そのためかどうか解りませんが･･･家の中の残量物処理を後回しにして、主屋手前の二階建ての屋根の瓦から撤去が始まりました。
投稿写真はその時の様子を撮ったものです。
『浜のみかん屋』の解体が本格的に始まります。
解体ににあたって、神聖な神棚（春日神社の神棚・毛利家歴代の礼拝棚・火の神様をまつった神棚 投稿写真はその時の玉串を奉納する際の様子を撮ったものです。 これで･･･気がねなく神棚の解体ができるし、庭木の伐採も出来るようになりました。 まだまだ、家の中は捨てるものと残すものの分別が出来ていませんが、解体業者が入る前には何と済ませようと頑張っているところです
