ニッコウキスゲと紫陽花の競演。
浮き立つような橙色と、涼やかな濃淡の水色が一つの風景に溶け込んでいるのが面白い。
観音山で、そんな光景が見られるようになると、そろそろ熊谷地方も梅雨入り。
雨にしっとり濡れて生き生きとした花の姿も眺めたいけれど、自転車で気の向くままに走りもしたい。
梅雨時の休日を控えた老ディーの想いは矛盾だらけなのだ＾＾
ようやくクリンソウを見ることが出来たよ＾＾
６月１日。尾ノ内渓谷へクリンソウ鑑賞に出掛けた。
Ｒ１４０号で長瀞、皆野両神荒川線で皆野、吉田町を経て黒海土でＲ２９９号へと抜けた。
黒海土から先は信号も無く、自動車の往来も少ない。のんびりゆったり走るのにお気に入りの道の一つだ。
昨年は時期を逸してクリンソウの花を見る事叶わずだった。
今年も花の数は少ないとのことだが、綺麗な花を咲かせていた＾＾
株によって、こんなに様々な色合いの花をつけることを想像したこともなかった。
クリンソウ、花が多段に咲く姿が仏閣の塔の頂上部にある九輪に似ていることから名付けられたのだとか。
この日、眺めたクリンソウは最大５段。でも充分に満足出来る見事なものだった＾＾
そういえば三峰神社でもクリンソウを見ることが出来るらしいが、あちらは何段咲いているのかしら？
尾ノ内渓谷、氷柱と紅葉の時期以外は閑散としていると思っていたけれど、以外と賑やかだった。
つみっこでも喰おうかと思ったけれども、時間が早過ぎて準備中で残念なり。
この日はクリンソウの苗の定植作業が行われていた。
地元の方々と一緒にワラビやフキの煮物をお茶請けに一服御馳走になりました。どうもありがとうございます。
次は両神に花菖蒲の状態を確認に行こうと思っていたのだが、あまりに暑いので予定変更。戻ることにした。
気温は夏日どころか真夏日だ！サイコンの表示気温は３５℃を越えていたのデス。
昼めしは長瀞町の「ゴーシュ」で。
みかんゼリー（３５０円）と、ひやしぶっかけうどん大（６５０円）。
冷たい酸味のゼリーで食欲を回復させた後は、喉越しの良いうどんをちゅるるんとな＾＾
うだるような季節は、こういう食べ物がありがたい。
燃料補給の後はジリジリと焼けるようなＲ１４０号をヘロヘロ走って帰宅。
走行距離：１２３ km
さて、じきに花菖蒲や紫陽花など梅雨の似合う花が鮮やかに咲くだろう。
そう考えると、なにやらウキウキしてきてしまうのだ。
５月３１日土曜日。朝練の後は、今年の初夏の花追いの始まり＾＾
先ずは、寄居町西ノ入で開催されているローズガーデンフェスタで薔薇鑑賞。
駐車場の誘導に忙しいtomochanさんの邪魔を少ししてから、薔薇をひとつひとつ眺めて歩いた。
記された品種名と花の装いを眺めて歩くのが愉しい。薔薇って洒落た名前や女性名が多いのよね。
一気に暑くなって夏日が続いたせいか、盛りの花もあれば枯れかけの花もある。
この萎れた花は・・・ん？オールドフレグランスですと？！・・・まさか加齢臭のような香りなの？
気になって嗅いでみたけれど、よく判らなかった＾＾
薔薇の色合いと香りを愉しんだ次は、秋山から中間平、釜伏へとゼェハァ上って、高原牧場の天空のポピー鑑賞。
途中、鉢形でhatsuさんとスライド。秘密の坂錬の帰りだったのかしら＾＾
斜面一面に咲いた鮮やかな夏色のポピーが、風に揺れてニコニコ笑っているようだった。
それにしても暑い。戻る途中、日蔭で少し涼みたくなって長瀞町野上下郷の「風の丘」へ寄り道。
日蔭で冷たい甘味！日蔭で冷たい甘味！と呪文のように呟きつつ、射撃場へ至る坂道をヨタヨタと上った。
しゃくし菜のピザを喰ってみたかったのだけれど、生憎の売り切れ。残念無念！
よく風の通るテラス席に陣取り、寛いだ。ゆったりとして穏やかな雰囲気が素敵だねえ。
トマトパスタ（７００円）と黒豆黒蜜（４００円）を注文。のんびりと涼みましたのよ＾＾
黒豆黒蜜は、柔らかく煮た豆がたっぷり入っていて気に入った。ピザも喰ってみたいし、また涼みに行こうっと。
走行距離：６０ km（朝練）＋８４ km（花追い）