土曜日のことだった。天気も晴れ、気温も上々。春を感じに花を巡ってポタリングをしました。
今回は道中の時間も距離も気にしない、気のすむまで花を愛でて走る、ゆったりまったりポタなのであります。
押切橋記念公園の埴輪馬をパチリ!
押切橋から見下ろす荒川に白鳥が三羽おりました。そろそろ北に渡っていくのでありましょうね。
先ずは、鹿島古墳郡で菜の花をパチリ!
桜の花はまだまだといった具合でしたが、菜の花の黄色が鮮やかです。
耳を澄ませば、ブンブンと羽音が聞こえる。蜂達が蜜を求めて大忙しでありました。
ブン ブン ブウン? ハチがぁとぶぅ♪ 声に出していると気付いたときには遅かった・・・
振り返ると、散歩中だったのか通り掛った御婦人が哀れなモノを視るような眼差しを向けながら足早に遠ざかっていった。
移動の頃合いでありますね・・・ここから81号線で鉢形まで行き、294号線で大内沢へ向かう予定であります。
81号線沿いにある東京風月堂の工場の樹が雅な色合いになっております。
淡い薄紅と表現したら良いのだろうか、魅入られるような色合いだと感じる。
木肌は桜のようでした。
昔も今も我が国では、桜を詠んだ詩や唄った歌が多い。
どちらかというと散り際の美しさが好まれるようであるが、咲き始めの美しさも負けてはいないと思うのであります。
いずれにしても、静かな場所で夜に浮かび上がった花を愛でたときなんざ魂を抜かれそうな気持になりますね。
多分、私だけじゃないと思うのだけど・・・
ここの樹は、河津桜より花の色合い淡いし、緋寒桜か富士桜かしらね、あと1週間前後で満開になりそう。
大内沢の花桃の郷。今年はちょっと開花遅れ気味でありましょうか、1部咲きに満たない感じであります。
見頃は後2週間前後かしらね。
状況が状況なので、今年の花桃まつりは中止らしいが、後日頃合いを見計らって癒されに来よう。
なにやら工事が進んでいたけど、俗っぽい観光地化かなんかで、折角の桃源郷的な雰囲気を壊さないで欲しいなぁ、と無責任に思った。
せっかく来たのだから、このまま登谷山を昇っていきましょう。
路傍の花々をパチリ!しながら心拍数を過剰に上昇させることなくヘロヘロ登っていく。
春は、言い訳休憩に事欠かないから佳いなぁ。
林道上ノ貝戸線を進む。 この時期は、杉の香りがたっぷりですぞ。
この道は峠の途中、馬頭観世音の石碑が1箇所あるのみ。ヘロヘローディ泣かせであります。
ようやく峠に着きました。吊るされた草鞋はズバリ沓掛の習俗と言ってよかろう・・・かな?。
つづく