漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

秩父往還山通りを行く(2012年) ②

2012-02-01 06:54:08 | 秩父往還 野次馬道中記

寄居の伊勢屋で団子とお茶に会話を愉しんだ後は正喜橋の袂から荒川沿いに上流方向へ向かいます。

 

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名勝玉淀の碑など眺めつつのんびり川沿いに沿うように小路を進むと子持瀬の渡し跡に到着です(11:00/21.9km)。

河原に降りて水際まで行ってみれば浅瀬で水量も少なく水面の頭を出す石を渡って対岸へ行けそうな気が・・・

いかんいかん、もしも滑って川に落ちたら寒さで凍えてしまいそうであります。ここは大人しく迂回であります。

昔の人は逞しかったのだなあと感じられる場面でありますね。

 

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宗像神社の前を通りR140号へ出て折原橋で荒川を渡り子持瀬の渡しの対岸へ行きます(写真右の道標が目印)。

今回は河原までは行きませんが、砂利道を河原へ進むと馬頭尊や井戸跡等を観ることが出来ます。

道路の向かいに見える庚申さまの脇の砂利道に入って八高線の線路を潜って運動公園の方へ上ります。

 

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牛石の鎮座する番場坂(11:29/27.6km)。昔は牛石に旅人が腰掛けて休憩したりしたのかしら。

そういえば関係ないけど食べてすぐ寝転ぶと牛になると子供の頃叱られたなあ^^

釜伏山参道入口に到着(11:37/28.8km)。今回のポタは始終アウター縛りを課しているのでどうなることやら。

ヘロヘロと立ち漕ぎで上っていくと、風切り音を響かせてスライドするブルーのバイクが・・・

あれ?hatsu様じゃね・・って、振り返る間に視界から消えておりましたわ^^

 

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この日、中間平まで路面凍結もなくドライな路面で助かったのであります(12:01/32.2km)。

関所跡付近から路面に積雪が残っていたが、車の轍が乾いており釜山神社まで降車せず来れました(12:28/34.6km)。

なんとかアウター縛り達成であります。でもちょっとキツいですわ。

 

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カーブの向こうはどうなっていることやら・・・ゆっくりと坂を下って平草の一里塚に着(12:36/35.8km)。

写真を撮って再びゆっくり下っていきます。

 

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右手の雪に覆われている道が旧道なのだが、これじゃちょっと無理でありますね(12:42/36.9km)。

残念ですが今回は無理せず舗装路を下る事にしました。程なくして旧道との合流地点に着(12:49/38.3km)。

今までのところ凍結箇所ありませんでしたが、これからもそうとは限らない。恐る恐る三沢方面へ下るのであります。

 

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秩父国際カントリークラブの入口から旧道に入ります(12:57/39.6km)。日影は路面凍ってましたわ。

小平の一里塚に着(13:02/40.1km)。

ここから先の突き当った道が82号なので、それを左折して四萬部寺方面へと上っていくのであります。

 

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三宮司橋を渡った右脇にある道標。

「左ちちぶ 右よりい」と彫られていたと聞いたことあるが今は左右の文字しか見えない(13:03/40.4km)。

 

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林道雨乞曽根坂線に入る(13:10/41.5km)。でもって直ぐ右上写真の場所で石橋を渡って左手に入る。

 

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暫く往年の雰囲気が残る小路を走って勢至寺の道標の先で再び82号に合流(13:19/41.9km)。

 

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広町のブドウ園の手前を右に入る小路(ぶどう園の交差点を右折しても良いが)に道標がある(13:23/42.7km)。

「左鉢形熊賀谷道 右河越安戸道」と説明にあるのでなんとなくそう読めるかなって感じの文字の薄さなり。

 

ここから先は暫く旧道であろう裏道を走って上っていく。再び82号と合流したちょっと先に一里塚があります。 

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曽根坂の一里塚(13:28/43.3km)。ここに道標「みキハ大ミや ひだり志まんぶ」を兼ねた阿弥陀塔があるのです。

ちなみに「大ミや」は秩父神社、「志まんぶ」は四萬部寺のことでありますね。

この一里塚、以前はもう少し三沢寄りにあったと聞いたことあるのですが、実際はどうであったのかしら。

 

さあ、ここからは右上写真に見える一里塚脇の小路を曽根坂峠を目指して上っていくのであります。

ここが恐らく出発点から秩父神社までで一番の激傾斜であります。キツいぞお~^^

 

つづく


10 コメント

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私も良く牛石に腰掛けて休みます。^^ (tomochan)
2012-02-01 19:02:04
私も良く牛石に腰掛けて休みます。^^
畑のまん中にあんな大きな石をどうやって持ってきたのか不思議ですね。
広沢の道しるべの文字は薄くて読み難いと思いますが「鉢形」なのかも。
一応住民なのでね。^^

それにしても銀輪さんもシバリストクラブの一員になったのですね。
おめでとうございます。^^



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tomochan様 (銀乗)
2012-02-01 19:21:27
tomochan様
おお本当だ、間違ってますね。現地の説明板も鉢形となっておりますし拙の入力間違いです。
早速、記事を訂正致します。
  
シバリスト・・・実はインナー縛りの方が自分には合ってそうな気がするのであります。
次回皆様とご一緒する時は事前にどちら縛りするか宣告制にしてみるのも面白いかと思います。
名付けてツール・ド・シバリスト2012なんてどうかしら^^
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げ~ 釜伏峠までアウター縛りとな! (ZERO)
2012-02-01 19:52:06
げ~ 釜伏峠までアウター縛りとな!
中間平に可愛い雪だるまが^^
それにしても、寄居の街までのスローペースから一転。
アスリートモード&知的好奇心全開ですね。
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ZERO様 (銀乗)
2012-02-01 20:13:21
ZERO様
アウター縛りは今回でもうこりごりです。次回はインナー縛り?であります。
雪だるま・・・既に雪が氷化していて上手く握れませなんだ。
知的好奇心全開というか言い訳パチリだらけでプライド全壊デス^^
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アウター縛り、お疲れ様です。 (hatsu)
2012-02-01 21:39:42
アウター縛り、お疲れ様です。
それにしても、あそこから釜山神社までだとものすごく辛いと思います。
特に、後半が。SFR練にしてもやりすぎでしょう。

これで豪脚さんの仲間入りですね。(笑)

白いロード乗りとすれ違ったのは、分かったのですが
BASSO ASTRAだとは分かりませんでした。

今度すれ違う時は、要チェックですね。
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雪がいっぱい残っていますね。 (hayazou2002)
2012-02-01 22:48:24
雪がいっぱい残っていますね。
これじゃ怖くて飛ばせませんよね。
アウター縛りすごいです。
ニューフレームのおかげもありますかね。
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なるほど…。釜伏峠をアウター縛りとはZEROさんから... (はる)
2012-02-01 23:48:49
なるほど…。釜伏峠をアウター縛りとはZEROさんからお聞きしましたがこういうことでしたか。途中までならともかく最後までとなると、銀輪さんレベルの豪脚の持ち主でないと無理ですね。大したたまげた。
それにしても、いろいろな道標があって興味深いものです。
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hatsu様 (銀乗)
2012-02-02 06:48:20
hatsu様
仰る通り神社までの200メートル位がキツいです。
でもリュック背負って歩いていた御婦人達に見られてたので退く訳にはいかなかったのデス^^
白いフレームは多いので遠目での識別性が落ちてしまいました。またお会いした時は宜しくです^^
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hayazou2002様 (銀乗)
2012-02-02 06:52:04
hayazou2002様
雪が残ってなくても下りは遅いので尚更でありました。ランナーに抜かれる位の遅さです^^
アウター縛り・・・ツケは翌日やってきました。次はインナー縛り(平地がキツそう)であります。
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はる様 (銀乗)
2012-02-02 06:58:03
はる様
風布からは拙は無理ですが秋山側からなら心拍上げずに走ればなんとか上れました^^
地図も情報媒体も少ない時代、初めてその道を往く旅人は道標を見つける度にどれだけほっとしたことでせう。
そんなことを想像しながら旧道を辿るのも面白いものであります。
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