漕げばロードの日和あり^^

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耳袋秘帖 妖談さかさ仏

2011-02-02 06:12:47 | 本と雑誌

P1030121

耳袋秘帖シリーズの新刊、「妖談さかさ仏(風野 真知雄/文春文庫)」を買った。

以前は、だいわ文庫でシリーズ化されていたが、文春文庫に移ってからこれで4巻目になる。

当初は主人公の周辺人物設定に変更あったのが気になった。

それはカツオの声や水戸黄門の役者が変わったときと同じレベルの違和感でしたが4巻目となるとそれも慣れた。

この本の主人公は、歴史上実在の人物である根岸肥前守、当時の怪異譚を記述した「耳袋」の作者でもあります。

小説の方は怪異譚の影には必ずそれを流布利用した人あり事件ありの物語なのですが、主人公が一人部屋に居ると亡くなったはずの奥方が後ろに座っていて会話したり不思議感も見事。

今までの事件の影になにやら秘密結社のような存在も匂ってきたし、次が楽しみだなあ。


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
怪異譚というところがおもしろそうですね。 (tomochan)
2011-02-02 19:38:24
怪異譚というところがおもしろそうですね。
ちょっと違うかもしれませんが、昔「快刀乱麻」というおもしろいテレビドラマがありました。
読んでないのに言うのもなんですが、この作品も映画やドラマにしたらおもしろいのでは。
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tomochan様 (銀輪乗士)
2011-02-02 19:58:39
tomochan様
確かに最近のTVは既に人気のある小説やまんがを持ってくることが多いし時代物も流行りですし、有り得る話ですね。
怪異譚、過激なのを読み過ぎると一人で林道とか走りに行けなくなってしまうのであります。
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怪異譚、初めて聞きました。 (ZERO)
2011-02-02 23:49:27
怪異譚、初めて聞きました。
薄暗い林道が銀輪乗士さんを呼んでいますよ~

カツオの件
人間は違和感を感じても次第に慣れてしまうものなのですね。
見てはいませんが「ドラえもん」も違和感を感じなくなっています。
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ZERO様 (銀輪乗士)
2011-02-03 06:40:37
ZERO様
やめてくださいよ~(^^)、それでなくても薄暗い林道、山中のトンネル、朝夕の湖沼周辺は落着かない気分なのですから。
言われてみれば声優交代はドラえもんもそうでしたねぇ。
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