春先に瓜と茄子の粕漬けと茶漬けを客に出して一両強の金額を取ったのは八百善だっただろうか。
そのなかでも一番金額の掛ったのは茶漬けの水と茶だったとなにかの本で読んだと記憶している。
しかし温室や冷凍庫の無かった江戸時代に瓜や茄子も結構な金額になっただろうなあ。
この前、冬だというのに生の蚕豆を頂いて、そんな話を思い出したのであります。
温室もあれば輸入も当たり前の現代であれば真冬の蚕豆も不思議ではないのだろうが拙には珍しかったのです。
蚕豆は田んぼの畦で育てたやつに限る！とか昨年夏まで言ってたんですが、それは置いといて早速肴にするのだ＾＾
サヤごと焼いて蒸し焼き状態にして熱々の豆を取り出して皮ごと荒塩をちょんと付けて口に放り込むのであります。
ほのかなアンモニア臭に似た香りとちょっとした苦み。そして時間差でくる甘味・・・なんてビールに合うことよ＾＾
蚕豆は真冬に限る！！なんちゃって。
そら豆もこうしてみると美味しく見えてきますね～
さぞやビールが美味しかったでしょうね。体重のことは考えないでもう一杯どうぞ。ニヤリ
私も今度ビールと一緒に再挑戦してみようかしら＾＾
ソラ豆は栽培されているのさえあまり見かけません。
したがって子どもの頃からあまり食べた記憶がありません。
以前塩ゆでされたものを食べたことありますが普通の豆の味だったような。
そのまま火で焼くと大人の味になるのですね。
銀輪さんのブログを拝見していると本当にタメになりますね。^^
超初物を食べて、寿命も175日くらい延びたかも知れませんね＾＾
煮炊きのできるこの石油ストーブ、私は大ファンでしたが、家ではもう使ってません。
焼き芋もできるしトーストも焼けちゃうし、やっぱりこれ、また欲しいな～と思います＾＾
偏食王・・・自分で言っちゃいましたね＾＾
こうして丸ごと焼いてコゲ目がついたりすると野趣あふるる感じで食欲湧きますよ。
ビール旨いです。シーズンインまでまだ間があるから大丈夫でしょ・・と思っときます。
今度はポタランチでノンアルコールビールで乾杯しますかな？
そういえば拙も武蔵野の辺りで一度見ただけかもしれません。
でも妻沼の方で見たかな？豆類は目立たないから植わっている印象薄いですね。
蚕豆のあの唇みたいな部分が独特な臭気じゃなくて風味の元なんだとかで、調理する前に取ってしまうと匂わんらしいです。
でもサヤごと焼くのでは無理ですね。臭気も慣れれば風味と心得て愉しみませう＾＾
初ものではありますが季節感もへたくれも有りませんね。でも旨かったです＾＾
石油ストーブは重宝しますよね。暖房から煮炊きまで出来て一石二鳥な道具であります。
でも拙はいつか長火鉢が欲しいのですわ。
鉄瓶なんか乗っけて熱燗つけつつ肴の干物でも炙ったら、たまらんですよ、きっと。
それにしても、「饂飩」と言い「拙」と言い、なかなか人の使わない難しい言い方が得意ですね。時代物の小説を読んでいると、これが自然なのでしょうか。
鞘が蚕の形に似ているのでと言われています。また鞘が空を向いて生るので空豆とも書くとか。
漢字は別に選択している訳じゃなくてＰＣが勝手に変換するのであります。
でも「拙」はいつからだか覚えてませんが意図的に使用してますね。理由はカッコつけだったかしら＾＾