漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

一喜一憂

2015-11-17 20:15:11 | 食・レシピ
甘栗、子供の頃は、めったにお目に掛かれない都会からの到来物だった。
綺麗に剥けた実は、渋皮が上手く剥げなかったやつや、割れちゃったやつの2倍美味い気がする。


「新栗、入荷しました。」の張り紙に釣られ、久しぶりに甘栗を購入した。
殻(正確には果肉)の中にある、樹液を濃縮して固めたような色艶の実が、なんとも甘く美味そうだ^^



おもむろに袋から黒光りする栗の果実を取り出し、親指の爪を立てる。
パキっと小気味いい音がして、中から傷一つない実が取り出せると、思わず笑みがこぼれてしまう。
続けて3粒ほど上手く剥けたら、もう大変。
ドヤ顔で、俺様はジャバウォックの爪を持つ男だ!!なんて調子に乗ってしまうのです。
反対に、殻が妙に柔らかく、爪が立たない粒に当たった時は、ええい!連邦の甘栗は化け物か?!とか呟いて、そっと袋に戻すのです。
甘栗、一粒ごとに一喜一憂がある食べ物であるな^^