漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

波の音と潮の香りが好き

2015-07-05 20:47:08 | 
7月4日、千葉港近辺をふらっとポタリング。

岸壁には巨大なオレンジ色の恐竜が棲んでいるのです。

拙が若かりし頃は自由に岸壁まで出入りできた。おおらかな時代だったのですね。
今は関係者以外立ち入りで、巨大なクレーンも異国を行き交う船も近くで眺められなのが残念。


拙にだって多感なお年頃があったのですよ。
あの頃は、ここに座り、陽が暮れるまで波の音を聴いていたりしたものです。






あの頃のポートタワーは、まだ基礎工事も始まってなかったような。
周辺の景観は大分変ったが、潮干狩りを愉しむ人達がいるのは今も変わらず。なんだかそれが嬉しかったりしたのです。


正式な呼び方は知らないが姉妹船って呼びたい^^

この場所に来ると、いつも停泊しているか見に行ってしまう。だって絵になっているのだもの。

翌日に控えたエンデューロについて、港におわす海ネコ達に相談だ。

フムフム、お前のフィジカルでは、このバイクじゃあ心元ないにゃあ。トラに相談してみた方がよいにゃ。

事情は大体シロから聞いて分かったが、これは難問にゃ。さて、どうしたもんかにゃ・・・

そうだ!お前にぴったりのパーツがあったのを思い出した!ついて来るのにゃ。

これこれ!このブィ~ンってなるやつを、お前のバイクに付けてみろ。速さが3倍になるはずにゃ!

にゃに?それは反則だって? なに、きっと大丈夫にゃ。
バレたらオレみたいにテヘペロってすれば、誰だって許してくれるにゃ・・・たぶん。

なんちゃって。しばしニャンコと脳内会話して愉しんだのです^^


拙が傾いているのではナイ!

稲毛の浜の端っこ辺りにある堤防みたいなやつ。海に突き出た先端に向かって、あっちに傾き、こっちに傾きなのデス。
いつ崩壊してもおかしくはない雰囲気なのだが、未だ健在で、なんとも面白い。


人工海岸であった稲毛の浜。今ではすっかり自然の装い。

雨がいつ降り出しての不思議ない天気。海水浴にはちと早い砂浜は人もまばらでありました。
♪夜通し騒いだ避暑地の夢が醒めれば哀しい大人になってた♪夏のボートで君が僕を呼ぶ
はてボートはどこだ?
自転車担いで砂浜をウロウロしてみたけれど見つけられなかったわ。それは今が愉しい大人だからだよ^^


♪真冬のサーファーはまるでカラスの群れのようさ・・・ユーミンはかく描写した。
拙は思った。夏のウインドサーファーはまるで蝶々の群舞のようさ^^




色とりどりのセイルがはためき浪間を滑るように進む様は、さながら蝶の群れみたいで見ていて飽きない。

空模様も怪しくなってきたので検見川の浜で引き返すことにした。



君待橋、なんて雅というか云われが知りたくなる名の橋ですこと^^

港町で都川に架かる橋。
以前は近くに架けられた石橋が君待橋と呼ばれていたが、その後、ここに新しい君待橋が架けられたと親に聞いた事があったのを思い出した。
「橋の近くに美しい女が住んでいて、大雨で橋が流された時に、対岸に住む恋仲の男が泳いで渡ろうとして溺れてしまい、女も川に身を投げた。」とか
「美しい姫様が戦にいったまま還らぬ人となった武者を橋の袂で来る日も来る日も待ち続けたから。」
橋の名の由来は幾つかあったと記憶している。
とにかく美しい女性関わりなのは間違いないようだ。この話、昔の男達の願望がたっぷり詰まっている気がするのだ^^


ちょっと雅な気分になったので、緋毛氈に座り餡蜜タイムなり。


 
千葉城の建つ猪鼻公園に寄り道。いのはな亭で一服。
その昔、桜の咲く頃には、この公園で朝から晩まで酒を喰らっていた若者が、餡蜜を喰らうようになりました。
おしまい^^