◆昼飯はどうするかな
出掛け際には大間々の山本屋でカレーうどんにしませうと考えていたが、先程通った時に臨時休業の張り紙が出ていた。
さて、どうしようかな?暫く考えて入ってみようと思いつつ機会がなかった店を思い出した。
『特許』と大きく書かれた看板が気になっていた、「かみ村六庵」に入りました(12:38)。
特許の内容は麺に香りをつける食材を練り込む方法なんですって。
この日の変わりうどんは「けしの香り」でした。香りだけでなくシコシコな食感が旨かったです。
変わりうどんの大盛りは出来ないそうなので、せいろ蕎麦を追加しましたが、こちらは硬めの麺が旨かったですわ。
◆大正に開業した駅舎のある上神梅(カミカミウメじゃないのよ)駅に行く。
以前読んだ雑誌で大正元年に開業した木造の駅舎であることを知り実際に観たかった。
今回のポタの二つ目の目的地である上神梅駅に着(12:55)。
苔蒸したスレート屋根も味があります。金属部分がほとんどない駅舎は今や貴重ではないのかしら。
無人駅のようですが、素晴らしい風情を味わえました。来て良かったですわ。
駅から貴船神社方面の標識に従って渡良瀬川を渡って進むと、行きに寄り道した穴原薬師堂の前に出ました。
◆大間々の街中をプラプラ
街の所々に掲示されている「大間々街歩きMAP」を頭に入れてプラプラしたのであります。
笑顔がかわいいお狐さんの狛犬と説明のあった福恵稲荷(13:26)。
裏通りから見える歴史を感じさせる眺めに惹かれました。
昔、ポリペールが普及する以前はこれにゴミを入れていた記憶があります。
昔、電車が普及する以前はこれに乗って行った記憶はないのであります。
大間々は、なにやら不思議な雰囲気がある街並みだと思います。
不思議な姿のはね瀧道了尊とねじりん棒(14:10)。
この時もねじれた藤の蔓を持ってきたハイカーがいらっしゃいましたわ。
はねたき橋で記念撮影して大間々を撤収、途中で最期の駄目押し供物のカキを購って帰宅であります。
気ままに走った走行距離99.9kmの峠のないポタリングでありました。
◆土産を味わう
ふる里まんじゅうは、餡の甘さを感じるか感じないかの絶妙な味付けで素朴な手作りの味でありました。
子供達に受けるのは、甘さがこれでもか!って菓子が増えすぎたからかしら。
マコモタケは、チンジャオロースー風に。アクのない繊維質で食感はメンマ?といったらいいのか旨い。
秋限定と書かれてたけど、また食べたいと思う次第であります。
ムカゴは白米と焚きこんで素朴な風情を味わいました。
こういうのもポタの後の楽しみであります。でも料理は任せちゃったから供物効果は半減デス^^