すずめ忠と鳴き、からす孝と鳴く。お世話になったあの方へ、お歳暮を贈るのであります。
さて、霜も降りるこの時期は、ふっかちゃんの角長ネギの甘さが増す時期でもあります。
左党な方々には長ネギを送りませう。
許せ、ニャオざねよ!決して、ふっかちゃんに気移りしたのではないのです。五家宝は、また今度ね。
長ネギを購いがてら、新戒に向けてポタリングに発進です。
あちらこちらに冬を感じながら、いつもの刀水橋までやって来ました(8:45/9km)。
このまま利根川CR通って新戒に向うには早すぎですね。
今日は天気も良くて、日が昇れば北風も強くなってきそうですね。寒さも充分であります。
いよいよ予てよりの計画実行の時なのかもしれない、思い立ったが吉日なのです。
そうなのです。自称森高千里ファンの意地なのであります。
tomochanさんや、坂東太郎さんが行かれたと知ってしまったからには、自分も行かねば年を越せんのであります。
先ずは、今まで幾度も訪問し辿りつけなかった渡良瀬橋歌碑を目指します。
中橋を渡って、渡良瀬川沿いを上流へ向かいます。目を皿のようにして河原沿いを探しますが、やっぱり見つからないのです。
しかぁし、ここで諦めたらいかんのであります。あの高台にある織姫神社から俯瞰して探してみましょ。
今日は紳士のプライドに賭けて見つけるまで帰らんのですよ!!
織姫神社の昇り口に着きました(9:40/26km)。ふと隣を見ると、ナニナニ足利織姫冷水でありますか?
水が出てませんね、冬だから止めてるのかな?迂闊に近づいてビックリであります。
感知式なのか、水が噴き出しましたよ!恐るべし足利。
うへぇ、この石段をSPD-SL付きで昇るのかぁ~。実際数えたら247段でありました(多分)。
社殿から下界を見下ろしても、それらしきものは判りませんでした。
こんな高台にお蕎麦屋さんがあるのですね、今度は昼時来てみるかな。
しょうがないから、恥を忍んで交番で聞くのであります。な・・・なんですと?歌碑は道路沿いでも川と逆側でありましたか・・・。
丁寧に道順を教えて下さった警察官の方、感謝です。やはり交番は日本の優れた誇るべきシステムであると思うのですわ。
ようやく念願の歌碑に到着であります。感無量なり(10:12)。
北風も、良い具合に吹いております、シチュエーションも、バッチリなり。
ひとしきりパチリ!の後。再生ボタンを押します。
ほほぉ、インストロメンタルかと思いきや千里さんの歌声つきとは至れり尽くせりですな。
しかし夕日を見るまで居座るのはムリィ、いずれ再計画ですね。
お次は、床屋の角にポツンとある公衆電話を目指します。
足利の蕎麦は九一が名物ですか?二八か十割しか知らなかったから興味深いですねぇ。
登録有形文化財の柳田家住宅と原田家住宅をパチリ!。
電話ボックス着(10:32/28km)。
色褪せてましたが、千里さんのメッセージ付きの観光冊子が貼り付けられてました。
そういえば電話ボックス自体、見かけること少なくなってきましたよね。
当時は、携帯なんて一般的じゃなかったから、家族に聞かれたくない電話は公衆電話から掛けるしかなかったものね。
携帯電話全盛の今だったら、あの名曲は生まれなかったのね、不便だけど、何かがあった時代・・・ちょっと感傷に浸ります。
最後は、八雲神社に行きましょう。
途中、下馬橋古趾を自転車降りてパチリ!
八雲神社着(10:43/29km)。何を祈ったかは内緒でありますよ。
地下道を抜けて、渡良瀬川に架かる緑橋に出ます。
ここからは川に沿って桐生へ向かうのでした。はて?今日の目的なんだっけか・・・
つづく
《次回予告》
風力発電機ってエコですねと思った。
まっとうな、うな丼の実力に、ただただ脱帽した。