デンマーク・ハーフキッズ

デンマークについての情報やニュースを紹介、またデンマーク人と日本人のハーフの子供たちの子育て日記。

早、半年経過!

2007-10-16 10:19:32 | 通信制大学・大学院
 9月の終わりにリポートを提出して以来、10月に入ってから少々燃え尽き感でのんびりしてしまいました。昨日、改めて学習の進展を見直し(通信教育の場合は月に一度は進展具合と刷り合わせて見直さなくてはいけません)、やや焦り、やっとエンジンがかかり始めました。

 ここまでに2教科、計8単位取れています。そして12月までにあと4教科16単位を取る予定でおり、今、そのためにリポート提出を重ねて準備を整えています。この秋にはスクーリングを2教科取るのですが、「国際政治学」「政治学原論」で、両方ともスリリングな教科でとても楽しみにしています。が、その前に「財政学」のリポートを終わらせなくてはならず、これが文献5-6冊をひたすらめくって下書きをしているのですが、なかなか進まず・・・。なんとか今週中に終わらせようとしているところです。

 この半年で感じたことは、本当に学問は深すぎるということです。こんなふうに単位を取ったからといって、ほんの入り口がどこにあるかがわかった程度で、何もまともなことを言えないし、何もわかっていないと思っています。先人達の研究は歴史が長すぎて深すぎて、そんなのはなかなか理解できるわけがないわけです。ふと、私は何をやっているんだろう?などと思いつつ、よくわからない文献の字面を追っているのですが、何度読んでも理解できず、ますます私は何をやっているんだろう?と思ってしまったりしています。

 もちろん学者や教授になるわけではないのですから、本の内容がすべて理解できなかったとしてもよいのですが、それでは、私はなぜ学んでいるのだろうかと改めて自分に問うことになっています。デンマークについて知りたい、というところがからスタートしたこの大学入学でしたが、はて、それではデンマークの何を自分なりに追求しよう(つまりは卒論)というところで、いまだ答えが出せずにいます。この答えが見つかると、私の勉強にももっと具体的な方向が見えて、だいぶ気分的に楽になるのですけど、なかなかたどりつけず相変わらずの暗中模索的学習です。私の学部は卒論が必修ではないので、誰一人書かないそうですが、やはり無謀な試みなのかと私の中の弱気な私がたまにぶつぶつつぶやいています。早くテーマだけでも決めたいものです。

 それでも、まるで海の中をダイビングしているようなわくわくした感覚はうれしく、蜘蛛の糸に絡め取られつつも学ぶことの楽しさを味わっています。そして、来週の月曜日から始まるスクーリングを、まるで小旅行に行くように本当に楽しみにしています。