晴れ間の彗星

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〈9〉 関ヶ原

2018年02月24日 | 映画って本当に…
「関ヶ原」を見ました。

3時間近い大作です。

以前、原作の司馬遼太郎「関ヶ原」を読んでいますが、

映画の雰囲気が原作と違うような違和感があります。

司馬遼太郎って淡々とした文章なのでなかなか主人公に感情移入できないのですが、

原作は、リーダーのあり方についての講演を聴いたような読後感だったのを覚えています。

そのなかで、自分自身がリーダー的には石田三成派だなと分析していました。

「AはBである。BはCである。したがって CはA出なければならない。」

「恩は恩で返すのが正義である。秀吉に恩顧を受けた者達は、秀吉の子秀頼に恩を返すのが正義である。

ゆえに、秀頼を軽んじ天下を狙う家康を叩く事こそ正義である。」

わたしも、この論法で間違えることが多々ある。

しかし、理を消して迎合などしたくない。損な性分です。

「関ヶ原」の他の司馬作品は「播磨灘物語」をよんでおり

双方「岡田准一」主演なのもなにかの縁か。


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