晴れ間の彗星

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【33】 復活の日

2015年08月25日 | 映画って本当に…
「復活の日」‥懐かしい作品です。

原作は、私が、中学一年の時、早川書房より

「日本SFシリーズ」という本格的日本人SF作家の長編集が発行されるというのを

SFマガジンで知り、心待ちにして親に買ってもらった覚えがあります。

(昭和39年12月の発行になっています。)

100円台の文庫SFをあさって読んでいた頃、360円はちょっと高かったのです。


第1期6巻と銘打って次の作品が載っています。

第一巻 復活の日     小松左京

第二巻 たそがれに還る  光瀬 龍

第三巻 夢魔の標的    星 新一

第四巻 地球強奪計画   都築 道夫

第五巻 交換染色体 → 6「透明受胎」佐野洋

第六巻 人間もどき → 5「人間そっくり」阿部公房


結局第4巻は眉村卓の「EKPO87」になって

「地球強奪計画」だけは発行されませんでした。

まだ、日本人のスペオペは早かったのでしょうか。

「ダーティ・ペア」や「宇宙乞食軍団」までは、まだまだ時間がかかりました。

映画も良かった。

カドカワ映画で無ければ作れなかったでしょう。カドカワハルキ社長に感謝!

映画のキャスティングもよかったです。

米原潜艦長が、あの「ライフルマン」チャック・コナーズ

米上院議員が、あの「0011」ロバート・ボーン

ヒロインが、あの「ロミ・ジュリ」のオリビア・ハッセィ


1960年代

日本人作家による第1作が、こんな素晴らしい作品だとは夢のようです。

すでに翻訳物と同等のしっかりした作品です。

このあと「首都消失」「さよならジュピター」「日本沈没」が映画化されましたが

広大な北極の風景画見せる、雄大感には絵としてかなわないようです

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