晴れ間の彗星

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【61】トリプルワールド

2010年07月08日 | 映画って本当に…
また、SF、SFしている”映画でうれしい。

ただ、DVDで日本語版がないということは、配給会社もさほど期待していないのか?

ちょいと寂しい気もします。

これは、SFではおなじみの「パラレルワールド・テーマ」です。

もし、この文をSFファンでない人が読んだとしたら、判らないと思うので

簡単に、概念を言いますと

細い糸が撚りあつまってひもをつくり、ひもが撚りあつまってロープを作っているように

考え方として、1つの世界が過去から未来へ続く一つの糸のようまものと考えた時、

世界を糸と見える高次元世界に立って見た時

いくつもの世界の糸が連なっているのではないか、というような発想。

パラレルワールド 平行宇宙といいます。

それらの世界は歴史のバリエーションと考えられています。

たとえば、織田信長が誕生しなかった世界(戦国自衛隊)

ジンギスカン帝国が世界制覇してしまった世界(モンゴルの残光)

いろいろ考えられます。

この映画では、同じ人間が存在しながら、違う歴史をたどった3つの世界で

同時期に同じ発想で、次元を越えて他の世界へ飛ぶ装置を研究しています。

①まあ現代のこの世界、②もう宇宙に進出している世界、③核戦争が起き共産主義に蹂躙されている世界。

たまたまの実験から、この世界から共産世界に紛れ込んだ主人公。

そしてだんだんと真相が語られる。

3つの世界で同時に開発された、それぞれQと呼ばれるスーパー・コンピューターシステム。

実験を続ける中で、この3台が連動し合い、意志を持つようになっていたのだ。

Gは、3つの世界を統合し、良い部分だけを残して新しい世界を築こうと考える。

①②の世界の主人公はそれを阻止しようとする。

しかし、核戦争後の酷い世界であり③の主人公はQの新世界に夢を託そうとする。

              (①②③の主人公は一人3役でこなしている。)

 しかし、歴史を監視する「タイムパトロール」のような、「パラレル・ワールド・パトロール」が登場。

Qは3つの世界ならず、そのうちそれ以外の世界にも影響を及ぼし、

ワールド全体の脅威となりえるだろうとみなし

この世界の太陽を爆破することにより、Qシステムを破壊し、それを防ごうとする。

SFファンにはたまらないが、一般的にはどうだろう?

映画館で上映という話も聞きませんが…


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