《１》 怨み葵 上巻

気がついたら、今年、小説もまんがも手をつけていなかった。

「００９完結編Ⅱ」も途中までで止まっている。

で、とりあえずマンガ…劇画ですけれど

「さいとうたかおＢＩＧコレクション１　怨み葵　上巻」です。

脚本　工藤かずや　ってあります。

工藤かずや　って　池上遼一と「舞」とか「信長」とかやっていた人ですよね。

ネットで見ると「ゴルゴ１３」もやっているとか…

「さいとうたかお選集」も何通りか購入しましたが、

「怨み葵」は初めてです。

ただ、第一話は読んだ覚えがあるので

連載時に読んでいるようです。

結構、ゴルゴ的に、さめた感のある作品です。

脚本家が違うと知って納得、というか

「さいとうたかお」って、劇画家でハードボイルドみたいですけれど

「無用の介」や「うどん団兵衛」のような

結構人情味というか、温かみのある作品が本来の「さいとうたかお」

なんだろうな　と思います。

「ゴルゴ１３」でも　時折見せるやさしさ

といっても「白夜は愛のうめき」のような

殺してあげる…的なものですけれど。