ソイレント・グリーン

　「オメガマン」とくれば、次は「ソイレント・グリーン」だろう。
ハリィ・ハリスン「人間がいっぱい」の映画化だったと思いますが。
原作の方がおもしろかった記憶が…だいたい、だいぶ内容がちがうんですよね。
ただ、主人公の友人が安楽死する時にかかる「ビバルディの四季」は耳に残ります。人口が爆発的に増えている未来…当時の50年後…2022年。食糧難にあえぐ人類は、老人を安楽死させ、死体を加工して「ソイレント・グリーン」なる未来食を作っていた…というような話。「オメガマン」が「アイ・アム・レジェンド」になったように、リメイクしたら、より切実な話になるだろう。