蔵書入力をしていて、つい腕が止まり
「石森章太郎全集」16巻「流れ星五十三次1巻」を読んでしまった。
つくづく「絵がきれいだ」「コマ割りが上手だ」と思う。
今の作家も見習って欲しい。
「佐武と市」で描いていた江戸時代の風景と情緒が
うまく生きている。
しかし、1話1話が短すぎる。10枚程度の短編とも呼べない1カットである。
まあ、全4巻かけての話の1カットとみればよいのかも知れない。
ただ、話運びは「木枯し紋次郎・地蔵峠の雨に消える」に似ている。
あてもない流れ旅の無宿人が、義理も恩もない死にかけの男に託されたものを
それを狙う多くの相手と戦いながらも届けようとする。
「明日にすることがあるというのは有難いことだ」というような言葉を残し
罠と知りながら手紙を届けに行く紋次郎の影を見る。
といっても、TVでは「紋次郎シリーズ」として放映したが
原作は「見かえり峠の落日」に入っている
別人を主人公とした作品ですが。
「石森章太郎全集」16巻「流れ星五十三次1巻」を読んでしまった。
つくづく「絵がきれいだ」「コマ割りが上手だ」と思う。
今の作家も見習って欲しい。
「佐武と市」で描いていた江戸時代の風景と情緒が
うまく生きている。
しかし、1話1話が短すぎる。10枚程度の短編とも呼べない1カットである。
まあ、全4巻かけての話の1カットとみればよいのかも知れない。
ただ、話運びは「木枯し紋次郎・地蔵峠の雨に消える」に似ている。
あてもない流れ旅の無宿人が、義理も恩もない死にかけの男に託されたものを
それを狙う多くの相手と戦いながらも届けようとする。
「明日にすることがあるというのは有難いことだ」というような言葉を残し
罠と知りながら手紙を届けに行く紋次郎の影を見る。
といっても、TVでは「紋次郎シリーズ」として放映したが
原作は「見かえり峠の落日」に入っている
別人を主人公とした作品ですが。
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