晴れ間の彗星

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6.宇宙の戦士

2009年08月24日 | 読書録
なんという夏だったんだろうかと思う。
読んでいた本は「宇宙の戦士」。戦争の必要性、軍隊教育が青少年を大人にするという本。
その間見た映画は、空爆におびえる民衆、無理矢理死に向かわされる使い捨てと考えられている兵士の話…戦争を考えさせられた夏だった。



 しかし、「宇宙の戦士」は教育論なんではないだろうか、と思う。
子供は子犬を育てるように、キッチリしつけなくてはならない。
子供をいい加減に(大人扱いして)話せばわかる的育て方をするのは、その子にとっても社会にとっても良い事ではない。
 そんなメッセージを、未来戦争における新兵教育・士官候補生教育をとおして
とうとうと語っているのである。

 高校時代とは違って感じられたのが「士官候補生教育」の場面です。
下士官のありかたをといています。
私は軍人ではありませんが、会社で係長を長くやっていますが、そのほとんどが「独立愚連隊」で、ラインから少し外れて自由に単独行動が出来るという部署でしたが、昨年異動してしっかりとラインに入ってしまったので、7人の分隊長になってしまって、自分なりの分隊長像の中でやってきました。しかし、それでいいと今回感じられたのはよかった。

 ハインラインじいさんの人類に対する励ましの書として、
SFの名作として、未来も読み続けられる1冊だと思います。
これは「私の好きな本です。」と叫びたい1冊です。

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