晴れ間の彗星

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【34.35】 ソロモンの偽証 前編・後編

2015年08月29日 | 映画って本当に…
前後編 一気に見ました。

すごい!の一言です。

原作は読んでいませんが、また、この作者の他の作品も読んだことありませんが

作者のすごさが ダイレクトに感じられます。

中学校のイジメ  自殺   匿名の告発状  生きることの勇気

中学生による学校内裁判により明かされていく事実

登場人物が一人一人、生きている人間として、真摯に描かれている。

TVの2時間ドラマに辟易していた私に、「どうだ!」と見せつけられた本物だ!

もちろん、役者たちも素晴らしい。

いじめられた者の心の痛み‥

いじめで憂さ晴らしをしなければならない者なりの理屈

無茶なトリックや時刻表など出てこない

しかし、子ども達の魂の叫び、悲鳴が胸に響きます。

私自身、いじめられっ子の様だったらしいのですが、

今よくあるような陰険なものでは無かったし

脳天気で、自分の興味あるものにしか思考を向けていなかったので

同窓会で、同じ市役所に就職して「課長」になった男から

「おまえを、いじめてたんだ。」と告白されても

何のことやら分からない状態でした。

ただ、私ほとんど万年幹事で、ほとんどの同窓会のたぐいを仕切ってますが、

そのクラスだけは、もうやるまい。と、もう10年以上そのクラスにかかわっていません。