晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

横山東地区30周年準備

2008年04月05日 | 子ども会応援団
 私が役所に入って最初の仕事が、子ども会とその指導者の養成事業。
当時、マンモス地区になっていた横山地区を二つに分けようといわれていた頃だ。
あと、大和田地区・由木地区の結成に立ち会いました。
 あれから30数年、子どもも減り、子どもの健全育成に力を注ぐ親も減り、役所自体も新規事業を打ち上げ花火のように打ち上げるだけで、数字で結果の出にくい既存団体への協力は切り捨ててきました。
 今回30周年記念誌を頼まれて作るにあたり、地区の10年間の資料を持っていないことに今更ながら気づかされました。この10年何回入院し、どれだけ死にかけたのだろうかと思い起こします。

人造人間キカイダー 第6巻

2008年04月05日 | 石森章太郎全集
 キカイダーを読み終えた。
ラストは、実にあっさりと描かれていた。不完全な「良心回路(ジェミニィ)」によって嘘のつけない、人を傷つけられないキカイダーが、プロフェッサー・ギルの笛の音を聞くことにより、人を襲う悪のロボットに変わってしまう。その不安定さに悩み続けたキカイダー・ジロー。
 しかし、プロフェッサー・ギルの脳を持ったハカイダーによって「服従回路(イエッサー)」を組み込まれてしまう。しかし、「良心回路」の場所を知らないハカイダーは「良心回路」をそのままにしてしまった。
 そこで、キカイダーは、ハカイダーに服従するだけのロボットになってしまった、ビジンダーを騙し、驚く01・00・ビジンダー・ハカイダーを殺してしまう。「良心回路」という善の心に、「服従回路」という悪の心が加わることにより、よい目的のためには悪いことも容認する、人間により近い心を得た。それを数ページでさらりと流してしまった。
 書きようによっては、009と002が燃えながら地球に落ちてくる、あの名シーン以上の感動作にできたと思うのですが。