HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1272話≪「Global Career Survey」(アジア8か国の若年者の就労実態)リクルート調査≫

2013年04月15日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、HageOyajiは先週から大阪にきていましたが、土曜日早朝に緊急地震速報の携帯電話が久しぶりに鳴り響き、起こされました。同時に18年前の阪神淡路大震災が頭をかすめました。

 今回の地震は騒がれています「南海トラフ」の前兆かとも思います。とりあえず、余震の来ないことを願っています。


 さて、リクルートの「Global Career Survey」の中で、「アジア8か国の若年者の就労実態」が3/25に Press Release されています。


 アジア8か国を含めた世界13か国の20代、30代大卒者の入・転職実態に関する調査で、アジアに焦点をあて、中国、韓国、インド、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、日本の調査結果です。


 詳細は上記をクリックしてお読みください。調査結果から一部を抜粋しますと、

 ◆就職する際のパスとして、
   大学の施策に依存する度合いが高いのが ⇒ 中国、韓国、インド。
   自分で就職サイトや情報誌を使うのが ⇒ 日本、マレーシア。
   家族、知人の紹介から ⇒ インドネシア、ベトナム。

 ◆これまでの転職回数
   インドネシア(1.64回)が最も多く、マレーシア(1.59回)、タイ(1.54回)と続く。
   最も少ないのが日本(0.87回)で、インドネシアの約半分である。
   ただし、いずれも1回前後と、大きな差とは言えない。

 ◆初めての仕事を退職した理由:
   日本を除くすべての国で、「賃金への不満」と「労働条件や勤務地への不満」が大きな退職理由。日本では、「賃金への不満」で退職するのは5.1%にとどまる。

 ◆仕事をするうえで大切だと思うもの(価値観)
   日本を除くすべての国で「高い賃金・充実した福利厚生」が最多。
   2番目に高い選択項目は、「明確なキャリアパス」が中国、インドネシア、
               「雇用の安定性」がインド、タイ、マレーシア、
               「適切な勤務時間・休日」が韓国、
               「教育研修の機会」がベトナム。
   日本は1番目が「良好な職場の人間関係」で、2番目が「自分の希望する仕事内容」。

 ◆2011年の年収(USドル換算)
   最も年収平均値が高いのは日本(46,177ドル)で、韓国(22,294ドル)が続き、
反対に、最も低いのはインドネシア(4,268ドル)、続いてベトナム(4,634ドル)である。
   日本はベトナムの約10倍。
   各国内でのばらつきは、インド(1.57)が最も大きく、タイ(1.48)、インドネシア(1.38)、マレーシア(1.34)と続く。
   反対にばらつきが小さいのは、日本(0.63)、韓国(0.74)。

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