HageOyaji通信

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第1249話≪「CBT」には(CBT試験システム)(CBT学習支援システム)二つあり≫

2013年02月20日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、経済産業省の2/15付け New Release に「CBTによる平成24年度ITパスポート試験(1月分)の合格者を発表します」とあります。

 その中に出てくる「CBT」とはを紐解いて見ましょう・・・・・

 「CBT」には2つの意味があります。

 一つ目は、
 ◆「Computer Based Testing」(CBT試験システム)≪別名:会場型「CBT」≫
   コンピュータを使用し、プログラム又はWebベースの資格テストや受験手続を行うシステムに応用されています

 二つ目には、
 ◆「Computer Based Training」(CBT学習支援システム)≪別名:企業型「CBT」≫
   コンピュータを利用して学習を支援するシステム。日本の各企業の商品研修、資格試験や大学の学力テストなどに応用されています

 です。


 今回は「CBT」(Computer Based Testing)について調べてみましょう。

 CBT試験システムとは、テストや受験手続をすべてパソコンを利用して行うシステム、即ち、コンピュータ上で行うシステムのことです。

 受験者は、パソコンの画面に表示される問題をマウスやキーボードを使って解答し、受験結果は終了と同時に確認ができます。受験場所や時間を自由に設定することができるため随時試験が実施可能なシステムです。

 但し、試験の信頼性を保つためには、問題の流出や替え玉などの不正を防止するための仕組みが必要であります。
 しかし、CBT試験システムは、従来のテストに比べて問題配布や答案回収の手間を軽減させることができるため、比較的自由に受検場所や日時を自由に選択することができます。また、文章に限らず動画、音声を使用した問題を作成できるなどの利点がもあります。

 歴史的には 1986年に「ETS」(Educational Testing Service)による大学生の能力別クラス編成用のテストに於いて使用された事例が最初とされています。

 現在は、既にアメリカの医師国家試験やイギリスの運転免許試験のような公的な試験、 日本では医学部、歯学部、薬学部6年制課程の学生の実務実習前の学力テスト他、資格試験の分野で使用されています。


  現在「CBT試験システム」を使用しているテスト

   ◆「パソコン検定」
   ◆「ITパスポート試験」
   ◆「情報活用試験」
   ◆「情報システム試験」
   ◆「情報デザイン試験」
   ◆「日本漢字能力検定(2~7級)」
   ◆「CAD利用技術者試験(基礎)」
   ◆「電子メール活用能力検定」

 などがあります。

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