HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1219話≪「情報行動は時系列連鎖の時代に」⇒電通総研メディアイノベーション調査≫

2012年12月05日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、師走に入りますとあちこちにLEDを使用した楽しい「サンタ」のネオンが目につくようになりましたね。下記はたまたま通りかかった大阪市茶屋町に置かれていたツリーです。

   
   


 さて、電通総研のインサイトメモVol.22「情報行動は時系列連鎖の時代に」を読みますとなるほど・・・と思い当たる情報行動を取っていることがわかりました。


 最近の凄まじいほどの「IT」の進化により、人の情報行動も大いに変化しています。

 このデータを引用して説明しましょう。詳細は上記をクリックしてお読みください。

     ◆朝、主要なニュースの「発生」を知る        
      ↓
     ◆出勤途上、スマホでニュースを追いかける
      ↓
     ◆職場でもPCでその後の動向を頻繁にチェック
      ↓
     ◆夜、その日最後の状況を確認

     


 確かにHageOyajiもこの過程を取っていることが多いですね。


 電通総研メディアイノベーション研究では、東京大学大学院情報学環と共同でオーディエンス(=メディアからの情報の受け手)の変化について研究する「オーディエンス・インサイト研究所」を発足させて、人間の情報行動について様々な研究を続けているようです。



 今回の研究は、オーディエンスの最近の情報行動パターンに関してひとつの仮説を、

   ◆テレビや新聞(伝統的なマスメディア)⇒「ニュースの初期認知ツール(基礎認識の確立)」

   ◆ネットメディア(最近普及したマスメディア⇒「動向追跡ツール(最新状況の確認)」



 定量調査の中で以下のような質問、

 「あなたは、テレビのニュース番組や新聞などで知ったニュースに関して、その後時々刻々と変化する状況について、最新動向をネットでチェックすることがありますか?」


 20代以降の男性では6割以上がそのような情報行動パターンを取ることが分かりました。とくに、20代に限れば3人に2人以上がそのようなことがあると回答。


 この調査の結論では、

 このようなデータを見ると、スマホやタブレットなどの便利なデバイスがどんどん普及する中、テレビや新聞を起点とした情報行動が同じ日のうちにネット上の行動へと時系列的に連鎖してゆく時代に突入しているのではないかと考えられます。

 朝に主要なニュースの発生をまず知り、その後、その出来事についてPC、スマートフォン、タブレットなどで、時々刻々変化する最新状況を確認しつづけるという行動モデルです。

 「情報の時系列連鎖モデル」は、広告コミュニケーションにおいても活用でき、朝刊広告で「ある商品のその日1日の使用法について今から時間帯別にネットで紹介してゆく」と宣言し、ウェブサイトの方で、朝の気分に合った使い方、日中の気候に沿った使い方、就寝前のムードにフィットする使い方といった具合に、その瞬間にフィットする最新情報をリアルタイムに届けるといった展開が考えられます。

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