HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1170話≪「METI Journal 8・9月号」電子ブックのTop Interview「ワーカー」から「プレーヤー」へ≫

2012年08月06日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
               
                 
            Olympic Games 27 July - 12 August

 みなさん、「2012年国際科学オリンピック」を

 第1163話≪「2012年国際科学オリンピック」一部結果報告が入ってきました≫7/24、7/30追加

 で、配信していますが、「国際化学オリンピック」の結果が30日早朝に入り、金メタル2個、銀メタル2個のニュースが入っていますので、クリックして結果を確認してください。



 さて、今日の本題は、経済産業省が発行する「METI Journal 8・9月号」電子ブックが掲載されました。

               

 その Top Interview に、東京大学大学院経済学研究科教授 伊藤元重さんの≪「ワーカー」から「プレーヤー」へ≫が掲載されていますので、是非読んでください。

 21世紀を背負ってたつみなさん、「プレーヤー」を目指してください。

 下記に全文を抜粋しておきます。

 ⇒

 「働く」という言葉には「レイバー(Labor)」、「ワーク(Work)」、「プレイ(Play)」の3種類がある。

 産業革命による機械の発達で、人は過酷な肉体労働であるレイバーから解放され、機械を操作するワークを得た。

 しかし、レイバーを失った労働者は怒り、機械を打ち壊した。現在、日本を含む先進国ではワークが失われかけている。産業革命がレイバーを奪ったのと同じように、技術革新やグローバル化がワークを奪っている。だからと言って、ワークをもう一度作ることが、我々のやるべきことなのだろうか。

 レイバラーからワーカーになるには何十年という時間を要したため、ワークを維持することも必要である。

 しかし、大切なのは、機械や情報システムに置き換わってしまうようなワークではなく、人間にしかできない質の高いプレーヤーとしての仕事が増えていくように努力することではないか。新素材や機械の開発、グローバル化を見据えたマーケティングやデザインなどの仕事は今後も増えていくだろう。

 より多くの人がプレーヤーとしての仕事に就ければ、私たちの生活はもっと豊かになるはずだ。

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