HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第36話≪三年生、卒業おめでとう!!≫

2005年02月25日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、真冬並の寒さが続いた北海道から、春の兆しが訪れている沖縄までの、三年生のみなさん、卒業おめでとう!(全国の高校の殆どが2/28 or 3/1が卒業式)

 この春休みでなく、卒業休みには4月から始まる新しいキャリアアップ方法をじっくり考えましょうね。キャリアアップとは、その会社や進学先で、どんなスキルやノウハウを身につけるかが重要なことなのです。惜しくも、もう一年ガンバル浪人生も、予備校で添削者の細かなチェックにも素直に理解・納得し、そこで、「ああ、そうなんだ。そんな見方をしなきゃいけないのか」と思いつつ勉強を進めていると、きっと学力は向上してくると思います。


 さて、文部科学省の推計によると、現在13万人余りの浪人生が08年度には2万4000人にまで減る。

 医学部や歯学部、薬学部の受験準備で知られてきた「両国予備校」(東京都墨田区)が、2月8日の授業を最後に閉鎖された。(注:参照)

 第24話≪全入時代での安易な選択をするなよ!≫を配信しましたが、その中で、文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会は、2年後の2007年に「大学全入時代がやってくる」と予測していますね。両国予備校は、それに伴い、少子化の影響で浪人生が激減し、経営が成り立たなくなったためで、新年度の生徒募集を停止した。有名予備校の閉鎖は、2000年に予備校業務から撤退した「研数学館」(東京都)以来です。この老舗予備校は設立から30年で幕を閉じることになったのである。

 両国予備校は1975年に医学部や歯学部、薬学部の受験予備校として発足した。ラジオたんぱ(現ラジオNIKKEI)で昨夏まで受験講座を放送し、1981年には大阪校(東大阪市)を開校。1986年には文系学部受験科も設け、総合予備校になった。東大、京大など国公立大の理系学部、医学部、早大、慶大にも合格者を出していたのである。

 現在生き延びている予備校は、社会人向けの講座開設や現役生の受け入れをして経営を維持しているのである。

 少子化問題の影響は日本における年金問題のみではなく、受験界にとって大きな問題でもありますね。

両国予備校 少子化で浪人生激減、8日に閉鎖

                

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