第974話≪高校生など内定取消し、採用時期繰り下げが増えています（第37報）≫

　高校生のみなさん、(^◇^)ノ お～ぃ～ゲンキか！

　みなさん、厚生労働省のHP（第37報）によりますと、

　◆採用取消しなどに関する事業主からの通知件数（3/25現在）

　　　内定取消し：全国123人（うち、高校生71人、大学生など52人）
　　　　　　　　≪岩手県7人、宮城県13人、福島県7人、東京都63人≫

　　　採用時期繰下げ：全国693人（うち、高校生346人、大学生など347人）
≪岩手県25人、宮城県117人、福島県109人、東京都385人≫


　東日本大震災の影響で、就職が決まっていた事業所から内定を取り消された学生が全国で最低でも123人いますことが、厚生労働省から発表されています。


　入社時期の繰り下げ（自宅待機）の学生も含めますと816人になっています。


　全国のハローワークが調査したもので、東日本大震災で震災で事業継続が難しくなった企業、さらに今回の大震災で工場が破壊され経営状況が悪化した企業などから報告を受けた件数を3/25現在で集計したものです。

　事業所の都道府県別では上記のとおりで、内定を取り消された学生が最も多かったのは東京の63人ですが、やはり、東北地方の岩手県、宮城県、福島県が多くなっています。

　厚生労働省は、東京労働局多数の内定取り消しが確認された理由は、被災地にある出先の事業所で現地採用された学生について、東京の本社が東京労働局に内定取り消しを報告した事例などがあるため多いとしています


　又、下記のサイトも参考にお読みください。

　◆「東北地方太平洋沖地震 子どもの学び支援ポータルサイト」開設（東北地方太平洋沖地震における被災児童・生徒等支援ポータルサイトについて）

　◆東北地方太平洋沖地震により被災した児童生徒等の公立学校への弾力的な受入れ等に関するQ＆A（その2）の送付について