HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第259話≪新たな奨学金制度「スタートダッシュ学資金制度」来年度から鹿児島大学導入≫

2006年07月21日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、鹿児島大学と聞いただけで、京セラ株式会社取締役名誉会長稲盛和夫氏の出身大学だなぁ・・・と思い浮かぶでしょう。
 
 平成12年度に工学部の寄付講座として「京セラ経営学講座」を開講し、この5年間で延べ1000名を超える学部学生、大学院生がビジネスマネジメント論などの単位を修得しております。そして昨年4月から、新たに、稲盛氏から4億円、京セラ株式会社から4億円の寄附と、以前の寄付2億円の計10億円基金を活用した「稲盛経営技術アカデミー」を設置されました。

 みなさん、HageOyaji通信:第226話≪平成16年度奨学金の受給状況(JASSO)及び奨学金制度の解説≫で奨学金制度を解説し、その中で、奨学金を返還しないでよい「給付奨学金」のことを覚えておりますか?

 さて、入学試験の成績によって、奨学生や特待生の選出を行う国立大学が最近増えてきていますが、大阪外国語大学(2007年10月から大阪大学と統合)、広島大学、山口大学などで導入しています。
 
 この鹿児島大学も、2007年度入学者選抜要項を発表し、入試成績上位の入学者約30人に25万円ずつ「給付奨学金」を支給する「スタートダッシュ学資金制度」を創設すると発表し、この制度は返還義務のない奨学金として支給するのは鹿児島大学では初めてです。

 給付奨学金は「学生の勉学意欲の向上と、優秀な人材輩出」がねらいです。各学部から入試成績上位者を選抜して奨学金を支給します。

 発表した入学者選抜要項によると、入試は従来通り全学部分離分割方式で実施し、募集定員は昨年度と同じ1945人。人物重視のAO入試は理学部の数理情報科学科、物理科学科、生命化学科で実施し、定員は23人です。

 一般選抜の個別学力検査の実施日は、
   ◆前期日程が2007年2月25日
     (医学部医学科は25、26日)
     (教育学部の音楽・美術・保健体育専修は26日)
   ◆後期日程は2007年3月12日
     (教育学部の保健体育専修は13日)
 尚、東京での受験が可能なのは、工学部、農学部、水産学部の前期日程。

 鹿児島大学を受験するみなさん、是非「スタートダッシュ学資金制度」にトライしてください。

               

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