HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1026話≪「生活意識に関するアンケート調査(第46回)」から(日本銀行情報サービス局)≫

2011年08月12日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、日本銀行情報サービス局が1993年以降、3ヶ月毎に全国の満20歳以上の個人4,000人を対象に「生活意識に関するアンケート調査」を実施しているのを知っていますか?

 今回で46回目になり「生活意識に関するアンケート調査」- 2011年6月調査ーの結果を7/6に公表しています。

 しかし、今回の調査では東日本大震災の影響から岩手県、宮城県、福島県、茨城県は調査ができず、除いた回答を集計していますが、景気が1年前より「良くなった」と答えた人の割合から、「悪くなった」と答えた人の割合を差し引いた現在の景況感指数(DI)が▲59.5%(前回比▲12.7%)と悪化しています。

 更に暮らし向き指数(DI)も▲46.4%(前回比▲0.2%)と悪化しています。

 もし、調査対象を外した4県を入れますとかなりの悪化になっていることでしょう。しかし、4県における標本数は270人(全標本<4000人>に占める割合は6.8%)ですので、参考として、前回調査結果から4県分を除いて算出した試算値を12ページ以降に< >内に記載しています。


 詳細は上記をクリックしてください。主な要旨を抜粋しておきますと、

  ◆景況感
   景況感については、現在(1年前対比)は、「悪くなった」との回答が増加した一方「良くなった」との回答が減少したことから、景況感指数(DI)は悪化。
   先行き(1年後)は、「悪くなる」との回答が増加したことから、景況感指数(DI)は悪化

  ◆景気判断の根拠等
   「自分や家族の収入の状況から」 ⇒ 54.4%
   「勤め先や自分の店の経営状況から」 ⇒ 37.2%
   「マスコミ報道を通じて」 ⇒ 29.7%

  ◆現在の暮らし向き
   現在の暮らし向き(1年前対比)については、暮らし向き指数(DI)は、ほぼ横ばい

  ◆収入
   現在を1年前と比べると、「増えた」 ⇒ 7.7%↑
               「減った」 ⇒ 48.6%↑
               「変わらない」 ⇒ 43.3%↓

  ◆支出
   現在を1年前と比べると、「増えた」 ⇒ 32.5%↓                  
               「減った」 ⇒ 24.2%変わらず
               「変わらない」 ⇒ 42.1%↑

  ◆雇用環境
   1年後を見た勤め先での雇用・処遇についての不安
     「かなり感じる」 ⇒ 40.0%↑
     「あまり感じない」 ⇒ 14.3%↑
     「少し感じる」 ⇒ 45.2%↓

  ◆現在の物価
   現在を1年前と比べると
     「上がった」 ⇒ ほぼ横ばい
     「ほとんど変わらない」 ⇒ 増加
     「下がった」 ⇒ 減少

  ◆日本経済の成長力
     「より高い成長が見込める」 ⇒ 増加
     「より低い成長しか見込めない」 ⇒ 減少

にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ