善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
電話 045-741-2351
http://zennenji.com/

シェフ村上信夫さんとの思い出の巻

2006-07-30 | Weblog
「水を飲んで楽しむ人あり 美食を口にして憂うる人あり」法語カレンダーより

先日 蕎麦うち教室に来る門徒さんの帽子にサインがあるのを発見
戸塚カントリーゴルフ場で優勝した時の宮里藍ちゃんに書いてもらったと満面の笑みで教えてくれる。マジックは知らない人に借りたんだよって。いいな~と皆で見る。
毎月9日の命日にお参りに見える若者もジャンパーの背中に大きく千葉ロッテの選手に居酒屋で書いてもらったと!
写真は結婚したての頃 新聞広告に大丸デパートの食品売り場で「村上信夫氏による料理のお話」を見つけ聞きに行った時に書いていただいたサインです。当時はまだお元気で帝国ホテルの総料理長として大活躍をされてました。
料理の基本や家庭でのアレンジ料理などいろんなお話を聞き人間味あふれる優しいシェフでした。
コンソメか何かのスープの作り方とシャリアピンステーキを作って下さり感動いたしました。
村上さんはご自宅では奥さんのお料理に満足されお茶漬けが一番ですともおっしゃられ貴重なお話を伺いました。サインを頂く時じかにお話ができドキドキしました昨年なくなられとても残念ですが忘れられない思い出です。
私がまだ高校生の頃、料理の授業はお料理専門学校のおじいさん校長先生が教えにみえていて哲学っぽい事や教訓なども料理と共に教えてくださっていました もう一度習ってみたいと思う授業の一つです。
忘れられない言葉が「料理は 間(ま)が肝心 間がないと間抜けになり おいしくはできない」また
「腐る物を食べなさい」といつもお話していました。腐らないのは防腐剤などいっているから身体に悪いからですね。
今思えばもっとよく聞いておけば料理もマンネリ化しなかったかも・・・
よき師との思いでは心の宝物です。大切にいたします
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