静かなお朝事でした。
加藤満生総代の御遺骨を前にいろいろと考えさせられました。
ご遺族も一昨日そして昨日バタバタとしながらも
お通夜 お葬式 還骨のお勤めまで住職の法話を3回 ご門徒と一緒の読経・・・・・初めて聴いたようです。
そして・・・ご門徒も善然寺の本堂葬には初めて列席しました。
ご住職さんのお話で・・・・阿弥陀さまに任せていいと思うと安心していられます。と
いまの世の中 簡単なお葬式そして荼毘に・・・それぞれの事情はあります。
人の死を宗教と絡めて接するチャンスがないまま・・・それぞれの信教の自由ですが
仏さまを尊び 人の死でより一層故人を敬う思いも大切です。
手を合わせる想いになる時です。
多くの参列者をみて 改めて故人の尊さに気付くことにもなるお葬式
お葬式は大切だと改めて感じました。
決して派手にとは申しません。亡くなられたことを知人友人には知らせて欲しいものです。
その方のことを遠くからも思いたい気持ちが伝わりました。
特に昨日は弁護士として宮崎の鉱害や水俣公害などを広く手掛け
遠くから先生を頼った方々の弔電が多く
加藤先生を慕っておられる様子がうかがえました。
また若き音楽家を育てておられた加藤先生
最後のお別れに花をお棺に入れるとき
チェロの演奏が素晴らしく・・・演奏曲はいろいろ ショパンの別れの曲も涙をそそってました。
私の時も このチョロリスト?チェリスト!に弾いてもらいたいと思うお葬式でした。
もちろん「みほとけにいだかれて」の演奏と歌と私の伴奏も・・・・・