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グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

敷島公園ばら園 秋バラ見頃

2010年10月19日 20時47分26秒 | ぐんま花だより
600種、7,000本のバラが植栽されている敷島公園ばら園では、今、秋バラが見頃です。


11月3日まで、秋のばら園まつり開催中。






ばら園まつりの期間中は21時までライトアップもやっています。夜のばら園もロマンチックなのよね~






秋のばら園まつりが開催中です 前橋市

前橋まるごとガイド 前橋観光コンベンション協会


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ヤマトシジミ

2010年10月18日 21時48分14秒 | 自然観察
一般的に、生息数が少なくて簡単に見ることが出来ないような生き物のことを「希少種」と呼びますが、その反対にその地域で繁栄していてよく見かける生き物は「普通種」と呼ばれます。
普通種という言葉は、この蝶のためにあるのではないか?そんな風に思うほど、どこでもよく見られるヤマトシジミ




食草は、しつこい雑草の代表格、カタバミです。カタバミはどこにでも生える草ですので、ヤマトシジミは産卵場所に困ることはありませんね。
ヤマトシジミが繁栄している要因の一つには、どこにでもあるカタバミを食草として利用していることがあげられるでしょう。
他の蝶の幼虫もカタバミを食えば良いのにねぇ? と思いますが、カタバミの葉や茎にはシュウ酸が比較的多く含まれています。シュウ酸は多くの動物にとって毒。カタバミにとってシュウ酸は、捕食者から身を守る化学兵器なのです。
“有毒”であるカタバミを食べることができる昆虫は、ヤマトシジミくらいなもの。ヤマトシジミはシュウ酸を含むカタバミを食うように進化したので、他の昆虫と競合せずに、豊富な餌資源を独り占め出るという訳です。




おまけ
ベニシジミ

幼虫の食草は、スイバやギシギシなど。これらもカタバミ同様にシュウ酸を含む。

生物多様性 100問

2010年10月17日 20時12分36秒 | 
いよいよ明日、10月18日から、生物多様性条約第10回締約国会議(cop10)が始まります。
「生物多様性 biodiversity」は、1980年代から使われ始めた新しい言葉で、すべての生物の間に違いがあることと定義し、生態系の多様性、種間(種)の多様性、種内(遺伝子)の多様性という3つのレベルでの多様性があるとしています。
昔の生物の教科書では出てこなかった概念なので、生物体多様性という言葉は聞いたことがあるけど、いまひとつピンとこないなぁ・・・という人も少なくないと思います。

先日、市内の書店に立ち寄った時に、見つけた本を紹介します。
生物多様性 100問 森山正仁 著 福岡伸一 監修 木楽舎

子どもに生物多様性って何?って聞かれたけど上手く答えられなかったよ~  なぜ生物多様性が大切なの?  生物多様性の保全って一般人にも関係あるの?  生物多様性条約って何?  COP10って何?  生物多様性基本法って聞いたこともないな~? という人にオススメの一冊。
これらの疑問が100のQ&A形式で、わかりやすく解説されています。

さて、生物多様性条約の目的は
 ①生物多様性の保全
 ②生物多様性の構成要素の持続可能な利用
 ③遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分
であり、明日から始まるCOP10の主な議題は、
 ①2010年目標の達成状況の検証と新たな目標(ポスト2010年目標)の策定
 ②遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する国際的な枠組みの策定
です。
生物多様性は人類の存続基盤であり、保全していかなければならないというところは、異議の余地はないと思いますが、現実にはEUなどの先進国と豊富な生物資源を持ち、さらに国土の開発も進めたい発展途上国や新興国との対立は大きく、ポスト2010年目標や生物資源の利用と利益配分に関するルール作りには問題が山積しています。
(アメリカ合衆国は条約の目的の一つ、「遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分」が、自国のバイオテクノロジー産業に影響を与えるという理由で、未だに条約を批准していません)
昨年開催された気候変動枠組条約第15回締約国会議でも、南北間の対立が表面化しましたが、今回の生物多様性条約締約国会議でも、同様の(否、それ以上か?)の対立が予想されます。
この難しい会議を議長国である日本が、どうにまとめるのか? 世界から注目されています。

でも、COP10に関する国内での関心はいまひとつ盛り上がりに欠けるという印象・・・
「生物多様性100問」を買った書店でも、生物多様性特集コーナーは設けられていませんでした。ちょっとガッカリ・・・。


ところで話は少々変わりますが、現代は生物多様性ばかりではなく、社会、文化の多様性も失われつつありますね。
地域の特産物を使ったB級グルメが流行ったり、地域独特の文化・風習を紹介するTV番組が高い視聴率だったりするのは、文化の多様性喪失を惜しんでいる人が多いためでは?


           

収穫感謝祭2010 (前橋市亀里町JAビル)

2010年10月16日 18時25分17秒 | 美味しいぐんま
今日は、秋晴れで気持ちの良い一日でしたね。


前橋市亀里町にあるJAビルの駐車場では、今日と明日、ぐんまの秋の恒例イベント収穫感謝祭が開催され、ぐんまの美味しい農林水産物が大集合!

オープニングセレモニー


左から大澤正明知事、関根圀男県議会議長、小渕優子衆議院議員


地元でとれた野菜や果物、加工品は、どれも皆美味しそう~\(^o^)/






大人気イベントの一つ、キャベツの抱え取りは1回300円!


今は野菜が高いですからね~。みなさん真剣です(^.^)


ぐんまの清らかな水でじっくりと育った魚も美味しいよ!


炭火でこんがりと焼きあげられたヤマメは絶品です


今回、販売はされておらず、展示のみでしたが、注目の品がこちら。ギンヒカリの昆布巻

ギンヒカリの養殖をしている桐生市の釣堀、清滝(桐生市川内町5丁目4210)が製造販売している商品で、農林水産省総合食料局長賞受賞の逸品。近いうちに是非とも食べてみたいぞ (^^)


明日の日曜日は、どこへ行こうかな~? と悩んでいるアナタ。収穫感謝祭へ行きましょう!



収穫感謝祭2010~ぐんまの農業応援団大集合!~を開催します 群馬県


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ぐんま昆虫の森  赤とんぼの秋

2010年10月15日 22時14分58秒 | ぐんま昆虫の森
今日もぐんま昆虫の森のつづきです。

小さな池や田んぼの周りには赤とんぼがいっぱい (^^)
アキアカネ






ナツアカネ


マユタテアカネ




リスアカネ

リスアカネの「リス」は、スイスのトンボ学者の名前。生物にその分野で功績のあった人の名前がついているものがあるけれど、分かりにくいので、どうかと思う。ダイビドサナエとか、アサヒナカワトンボという名前よりも、生態や形態の特徴を示すような名前の方がしっくりきます。
リスアカネは、林の中や林縁の池の近くで見られます。

ミヤマアカネ




ネキトンボ ♀


ところで、日本の異名の一つは秋津島(秋津洲)。トンボの国という意味ですね。トンボは古くから日本人に親しまれてきた昆虫です。銅鐸に描かれたり、「勝ち虫」と呼ばれて、武士が兜や鎧にあしらったりしてきました。現在でも、トンボの意匠は様々なものに使われています。
その中でも特に赤とんぼは日本人に愛されていますよね。赤いトンボを「赤とんぼ」と呼びますが、シオカラトンボやコフキトンボ、シオヤトンボを“灰色とんぼ”とは呼びません。やはり日本人にとって赤とんぼは特別なトンボなのでしょう。

赤とんぼたちが元気に飛び交っているすぐそばでは、オニヤンマが力尽きていました・・・


コガタスズメバチ


ツチイナゴ




コバネイナゴ


コナギ

田んぼの雑草。でも、花はとてもきれい。

悪名高きウシガエル(食用ガエル)の幼生

ウシガエルは1918年、食用に養殖する目的でアメリカ合衆国ニューオリンズから持ち込まれました。
今では全国に分布しています。
成体はとても貪食で、口に入るあらゆる動物を食ってしまいます。両生類のブラックバス的存在。外来生物法で特定外来生物に指定されています。
昆虫の森の池にも、ウシガエルがたくさんいます。このウシガエルの幼生がいた池では、現在池の改修工事中でした。それに合わせて、ウシガエルの駆除もやればいいのにね。
かなりの数のトンボやメダカが、ウシガエルの犠牲になっているはず。

ウシガエル 国立環境研究所 侵入生物DB





ぐんま昆虫の森  ノハラアザミに潜むオオカマキリ

2010年10月14日 22時20分49秒 | ぐんま昆虫の森
ぐんま昆虫の森のつづきです。
昨日は、ノハラアザミに集まっていたチョウを紹介しましたが、集まってくるのは花の蜜を求めるチョウたちばかりではありません。
花に集まる虫を狙って、カマキリもやってきます。



この日は、ノハラアザミでオオカマキリを何匹も見つけました。






身近な場所で普通に見られるカマキリの仲間はオオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリの4種類で、それぞれ、生息場所が少しずつ異なっています。
オオカマキリは林縁の草むら(ソデ群落)、チョウセンカマキリは開けた草地、ハラビロカマキリは樹上、コカマキリは草地や農地、人家周辺などでよく見られます。



大事な鎌のお手入れ






カマキリの仲間は見ていて飽きませんね


カマキリの眼に小さな黒い瞳のようなものあって、いつもこちらを睨んでいるようにみえますが、この瞳のようなものは「偽瞳孔」といいます。
カマキリは複眼ですので、瞳はありません。眼の構造上、瞳のように見えるだけであって、人と目が合っているわけではありません。






さて、唐突ですが、ここで問題です。
カマキリは次のうち、どっちに近い仲間でしょうか?
①バッタ
②ゴキブリ



答えは②ゴキブリでした~ (^^;)
意外ですよね。
カマキリが誕生したのはジュラ紀で、ゴキブリと共通の祖先から進化したとされています。






収穫感謝祭2010 ~ぐんまの農業応援団大集合!~

2010年10月14日 21時44分15秒 | ニュース! & お知らせ
ぐんまの秋の恒例イベント「収穫感謝祭」が、今年も今度の土日、10月16日、17日に前橋市亀里町JAビル南側大駐車場で開催されます。

ぐんまの美味しい農産物が大集合します!


詳しくはこちらをご覧ください↓
収穫感謝祭2010~ぐんまの農業応援団大集合!~を開催します 群馬県

昨年の様子はこちら→収穫感謝祭2009 グッドぐんま2



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ぐんま昆虫の森  ノハラアザミに集まる蝶など

2010年10月13日 21時00分58秒 | ぐんま昆虫の森
一昨日の体育の日、みどり市笠懸町のひまわり畑を見た後に向かった先は、ぐんま昆虫の森


この時期の林縁では、ノハラアザミがたくさん咲いており、蝶を中心に色々な虫たちが集まってきます。
キタテハ


アカタテハ




英名は、Indian Red Admiral インドの赤い提督。かっこいい名前ですね。


アカタテハのそっくりさんで、ヒメアカタテハという蝶がいます。アカタテハは林縁などで、ヒメアカタテハは開けた草地で見られることが多いです。
ヒメアカタテハはこちら↓

アカタテハによく似ていますね。

オオウラギンスジヒョウモン


メスグロヒョウモン


アシグロツユムシ


ノハラアザミに集まってくるのは、草食の昆虫ばかりではありません。コワ~イ、あの虫も・・・

明日につづく・・・




秋空の下に咲き誇るヒマワリ みどり市笠懸町

2010年10月12日 21時00分01秒 | ぐんま花だより
昨日、みどり市笠懸町吹上地区のひまわり畑を見てきました。





ヒマワリは真夏の花のイメージですが、ここのヒマワリ畑では毎年9月下旬から10月中旬にかけてが見頃です。



この地区では、地元住民でつくる「上鹿田むらづくり推進協議会」が15年前から遊休農地対策として、ヒマワリ畑を作っています。



見頃のピークは過ぎて、少々うつむき加減の花が多かったですが、秋空の下に咲く12万本のヒマワリは壮観でした。




ひまわりの花畑 みどり市観光ガイド



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嶺公園 チョウとトンボと冬桜

2010年10月11日 15時29分47秒 | 自然観察
昨日、前橋まつりから帰宅後、嶺公園をちょこっと散歩。

アサギマダラ


“渡り”をする蝶として有名なアサギマダラですが、アサギマダラが長距離移動をすることが分かったのは、最近のこと。
マーキング調査によって、1981年に種子島から福島県への北上と、鹿児島県市来町から奄美大島への南下が確認されました。
これをきっかけに、マーキング調査が盛んになり、現在では本州から南大東島や小笠原、さらには台湾まで移動した個体も確認されています。


ミドリヒョウモン

翅が傷んでいますね

キタテハ


翅の裏は地味ですが、白いCの文字がワンポイントになっていますね


ツマグロヒョウモン


群馬で見られるようになってまだ10年くらいしか経っていませんが、今では秋に一番よく見かける蝶になっています。


ツマグロヒョウモン ♀


ヒメアカネ


ヒメアカネは、マユタテアカネに似ていますが、眉斑がありません。


アキアカネ


ミヤマアカネ

真っ赤になったミヤマアカネは、赤とんぼの中で一番美しいと思います。

アジアイトトンボ


コバネイナゴ


ジョロウグモ

巣の上の方に小さなクモがいますが、これがジョロウグモのオスです。

秋の桜 と言っても、コスモスではありません。フユザクラ(冬桜)


春の桜のような派手さはありませんが、秋の桜もよいものでございます。