GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

電人ザボーガー

2006年04月05日 08時27分08秒 | 徒然なるままに
先日、岡屋監督とお酒を飲んだ時に……

再放送とか再々放送とかの時著作権料って入るんですか的な話になってね、まぁ監督には入らないで製作会社に入ったりって事らしいんだけど。その時に「この前、円谷プロから○十万円振り込まれてさ」って事になったのね、監督が言うには円谷さんの所の仕事やったっけなぁ~なのだそうだ、で、どうやらかつて仕事をしたビー・プロ製作の「電人ザボーガー」を円谷プロがボックスセットとして売り出した著作権料が入金されたらしいってお話。

ところがその時同席した人間は全員このザボーガーを知らないと来てる、そう、私だけが知っている!な世界なのだ。

「電人ザボーガー」は'74年放送開始で約1年間フジテレビで放送されていた。監督の手前言いにくいんだけど……ものすごくB級な雰囲気が丸出しの作品だった。すでに18歳に成っている私がなんでまぁそんな頃まで特撮かよ!てな感じなんだけどね、この時間帯って以前にもブログで書いたけど「怪傑ライオン丸」「風雲ライオン丸」の時間でいわゆるフジの特撮「ビー・プロ」の指定席(スペクトルマンやマグマ大使を作った会社)だったのだ。このプロダクションの作品はその時代の流行より若干泥臭くて良い味を出していたのでついついチェックを入れてしまったのだけど、このザボーガーは群を抜いて泥臭かった。

変身ヒーロー物ではなくどちらかというと鉄人28号やジャイアントロボと同じようなリモコンロボの系統なわけだけど、一度死んでしまった主人公が特殊なペースメーカーで生き返って、その怒りのエネルギーが普段は格納されているザボーガーを起動させて戦うという設定だった。ザボーガーは普段はバイクの形をしていて主人公がそれに乗っていたりもするのだけど、起動後にバイクに戻った時は太ったマネキンのような感じでまぁ不細工だった。それでも、頭の所に収納されている追跡用ミニヘリコプターやつま先から出てくるラジコンカーなど本体の変形やミニメカのおもしろさで私は引きつけられたようなものだ。
ただ、主人公がザボーガーを操る方法が、ヘルメットに付いたインカムのようなマイクなのだけど、これがまた不細工♪むか~~しの卓上電気スタンドとかに使われていたようなフレキシブルチューブ(金属製)で、まるで若手お笑いタレントがバンジージャンプから落とされる時に装備される表情カメラのようだった。

主人公の大門豊を演じていたのは山口暁さん、監督が教えてくれた所によると20年ほど前40歳目前でお亡くなりになったそうだ。もちろん彼は特撮物ではかなり常連な人なのでよく覚えているが、一番有名な所では仮面ライダーシリーズ仮面ライダーV3のサブキャラ「ライダーマン」をやっていた人で有名だ。調べた所私たちの子供の頃の名作「忍者部隊月光」にも出ていた!(名月役)この月光には矢車剣之助(ニチバン提供)や「太陽に吠えろ」でジーパンを殺した男で有名な元スリーファンキーズの手塚しげお('87没)も出ていた。

話がそれたけど、'74年、すでにすでに仮面ライダーは放送されているし、キカイダーも放送されていた。ウルトラマンで言えば「レオ」の時代、特撮物としては結構冬の時代かな?そう、TVではマジンガーZが放送され、超合金アニメ大型ロボの時代に入っていってたようだ。
そのなかを闘った電人ザボーガー、その名前が岡屋監督の口から出たときにはちょっと感動した。

今回はそんなこともあるので監督に著作権料払うゆとりもないもので、わたしの記憶にあるザボーガーをウインドウズおまけのペイントソフト(アクセサリのやつね)で描いてみました。ほぼ、有ってると思うけどね♪

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追加記事:さっき検索していたらアニメタルの関連でザボーガーの
オープニング画像が見つかりました。
結構記憶力良いなぁ~おいら♪
コメント (2)
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