車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 志摩と言えば「スペイン村」なんでしょうが、「地中海村」というのもまた存在します。といってもこちらは「ホテル」。英虞湾、合歓の里近くにあり、スペインやイタリアの地中海リゾートをテーマにしているみたいです。「スペイン村」よりもGOODなのは「入場料は無料」だというところ。大きくはないもののそれなりの景色が楽しめました。

 

 

 赤い建物はレストラン。昼食で入りました。見た目どおりの料理が、思ったような値段で出てきます。味を云々言う店ではないのです(^_^;)。

  宿泊した人の口コミかかなり高得点!なので、ここはゆっくり泊るのがいいのかも。しかしどうせ地中海ならば、「サントリーニ島」風、「ミコノス島」風の場所も欲しいですね。

 

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 この13,14日は三重県、志摩。まずは英虞湾の良く見える「横山展望台」です。ミシュランでも1つ星獲得のこの場所、展望台前に駐車場はあるものの、この時期?高齢者専用!ということで下の駐車場(無料で広い)へコペンを置いて登ります。「ちょっとえらい」程度の15分。

  
 
 天気があまり良くないのでこの程度。天気次第で海の色などは全く違うと思いますよ。残念。

  

 さて、この近くには伊勢神宮別宮である「伊雑宮」(いざわのみや)があります。祭神は「天照坐皇大御神御魂」?由来ははっきり言ってこのブログで申し上げられる程度のものではありません。本来はこちらが本当の伊勢神宮であったとかなんとか実に複雑であってよくわかりません。駐車場は無料で数十台止められるところがあります。

  

 鳥居から社殿まではすぐですが、そこは格式高い神社。それなりのパワーがあります。しかしまたまた修理中!

    

  

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 よみうりランドは聖地公園以外に寄らないので、まだ朝10時。このあとの行先はいろいろと考えられたのですが、台風が接近していることもあり、山手線で行ける「巣鴨」へ行ってみました。商店街とその入口にある「眞性寺」(真言宗豊山派醫王山東光院眞性寺・東京六地蔵のひとつとか。)

  

 とげぬき地蔵は 正式には曹洞宗、萬頂山高岩寺(こうがんじ)。なんで「とげぬき地蔵」と言うかは、いろいろなサイトで紹介しているので省きます。

  

 こちらは本堂と洗い観音さん。ここも商店街も思ったより賑わいがないのは天気のせい?おじいちゃんおばあちゃんも少ないよ。

 

 もう少し西には大正大学があり、そこには新設のさざえ堂があるらしいのですが今回はパスしました。また次に。
余談ですが、おバカなMS-MIEでは有名な「こうがんじ」さえ簡単に変換できないのはなんとかしてほしい。(^_^;)


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 今朝は東京へ行って時間が取れたので、「よみうりランド」は行ってみました。「遊園地」です。目的は桃山時代の多宝塔!東京都内には実に50を超える数の仏塔がありますが、江戸以前のものはほとんどなく、いわゆる「都内三古塔」程度。しかし、実際にはこれらよりもさらに古い塔がここにあります。
 さて、朝9:00前、よみうりランド前駅からよみうりランドへ向かうバスに乗っていくわけですが、なんと自分以外100%女の子(たぶん中学生以下でプール行)!という支離滅裂な状況にありました。一応女性専用車両ではないみたい。周りから、このオッサンあやしいと思われるのではないかというようなことは全く気にしていないわけではありますが、さすがにチケット売り場で1200円払って大人1枚と言ったときの係のおねえさんの目はやや悲しく感じたものでした。それは以前に「寛永寺五重塔」を見るために上野動物園にスーツで入ったとき以上です。
 ほんとうに典型的な遊園地です。そのなかで自分はジェットコースターなどには目もくれず、端っこにある「聖地公園」へ向かいます。人はいません。係員が準備に励むバーベキュー広場などを通り抜けるわけで、それは妙なものです。天気もどんよりで、何かしら「ミステリーゾン」にでも向かうかの気分でした。そうすると目の前に「パゴタ」が現れます。

 

 その方向への道はまさに「山寺」。

 

 そしてはじめに例の「多宝塔」があります。後ろのパゴタ、ゴンドラと重なって妙な景色です。なんでここにあるのかというと、いろいろな経緯で「播磨無量寿院」から移設されたとか。修理されていて何の文化財指定にもなっていないのですが、歴史的、意匠的に重文になっていてもおかしくない存在です。

 
 
 多宝塔周りには八祖師像!これはなかなかステキな雰囲気になってきたではないか! パゴタはすぐ上。

 

 ここの公園で驚くのは重要文化財の仏像が2体あること。一つは「聖観音像」(よみうりランド観音)。諸説ありますが、以前は多宝塔の中に安置されていたのが、木造の中では保存が厳しいのでこちらへ移したということです。もう一つはパゴタの下のしたにある「妙見菩薩像」。この公園、完全にお寺以上です。門や手水舎も完備?しています。なんと門は元「京都御所から竜安寺へと移されたものがここに来たというからすごい。

  

  

 ところで、パゴタ内部や重文の仏像が見れないか・・?いや、「お守り売り場」のおっちゃんに聞いてみたところ、全部開けてくれました。通常入れないところまでも入れていただき、詳しく説明までしてもらいました。まず、パゴタの内部。スリランカから贈られた釈迦の仏舎利と聖髪が納められているそう。この辺りの経緯は不明です。かつて日本に本物の仏舎利が届けられたのは2度であり、それぞれは「日泰寺」と「阿含宗」へが保管していると思いますが・・。

  
 
 重文の仏像。普段は扉は開けてあるが、雨ぎみのときは締めるってことです。中の扉内部まで入れてもらいました。

  

 この聖地公園にはこういうものもあります。地蔵灯篭、そしていきなり「インカ帝国の石造(インカの国宝!)」

 

 なかなか見応えのある公園でした。おっちゃんの話では、夏にこの公園を訪れる人はほとんどいないそう。ゴンドラやコースターからもよく見えるのに、確かに「こういうところがあるのは知らなかった」という人は多いようです。たしかに道のあちこちに蜘蛛の巣があって、知らずに通ると顔にペチャーっとへっつくし・・!。でも、ホタル祭りやらやっているし、春の桜、秋の紅葉はきれいらしいので知っている人は知っているのでしょうね。まあ、小中学生くらいで多宝塔やパゴタを見ても「オブジェ」くらいにしか見えないかも。そういう私も、もし小学生の時にここに一人で来ていたら、(遊園地との対比もあって)絶対に「恐怖のミステリーゾンへ来た!」と感じたことでしょう。



  
 



 

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