ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

主の復活 おめでとうございます

2014-04-19 23:28:41 | カトリックの信仰


今日は復活祭前日。一週間前に帰ってきた時には桜は七分咲きでしたが散り始めました。手前の白樺がみどりに色づき始め足下の馬酔木の木は花が咲き始めました。小さな小さなすみれの花もいっぱいあります。

ユダヤ教では安息日は土曜日ですが、土曜日の始まりは金曜日の日没からです。安息日には仕事(細かい規定はいっぱいあります。子供を肩車をすることも労働になるそうです)をしては行けないので金曜日の午後からは公共交通は動かなくなります。観光客が戸惑う時間帯です。でも土曜日の日没を待って町が一転にぎやかになります。
イスラム教のラマダンは断食をする時期で有名ですが長期の時は日没後は食事をとってもいいという日もあるとも聞きます。
カトリックの復活の典礼も明日の日曜日が復活祭ですが、今晩の日没後の典礼から復活を祝う徹夜祭の典礼になり、先ほど終わって帰ってきたので今はまだ土曜日ですが「復活おめでとう!」なのです。

復活祭の決め方は春分の日の次の満月のあとの一番近い日曜日ということなので、早い時には春分のすぐ後に満月が来る時もあってその時は春分の翌週の日曜日が復活祭になります。今年は3月の春分のあとの満月が先日の火曜日(15日)でしたか。なので4月も下旬に入ってからの復活祭になりました。
復活徹夜祭の典礼では、新たに洗礼を受けられた方大人3人、子供5人いらっしゃいました。そして参列していた私たちも洗礼の更新をして頂くことがあります。
♪♪ この水を受けたすべての人は 救いの喜びに声あげて歌うアレルヤ ♪♪ という典礼聖歌とともに司祭が聖別された水を振ってくださいます。今日はまともに額に水が当たり、なんだか潤っときました。私は生後6課の洗礼ですから自分では覚えていませんが、こうして毎年更新の機会があるのは本当に嬉しいことです。

家の周りはこれから百花繚乱、気持ちのいい季節になります。



明日の復活祭のミサ後のパーティー用にりんごのケーキを作りました。昨年採れたりんごを大きな発泡スチロールの箱に入れて密封状態で外の物置においてあったもの。さすがにしゃきっと感は落ちましたがしっかり甘さも残っているので全部使って鉄板大に焼きました。皆さんで味わって頂きたいですが・・・。