なーんもさ

北海道の小さな町から発信します。

連続雨の日9日間

2009年07月29日 | 生活

今年はどうしてこんなに雨が多いのでしょう?

今日も雨で、朝から暗いんですよ。

ここ連続9日間ですよ。

豪雨により九州、山口など大変な被害が出ています。

連日の救助活動を見てると被害に遭われた方、本当にお気の毒です。

私の7月の日記を見ると

雨-18日 曇り-2日 晴れ-9日

6,7月はもっとも気温が上がり、日照時間が長いのに

ここ2ヶ月はほとんど雨ばかりです。

朝刊では

「湿る道内、農家悲鳴」と書いてあり、農作物に多大な被害が出て

いると報道されています。

秋蒔き小麦は倒れ芽が出始めるし、野菜農家は水浸しの畑に

機械も入れられないそうです。

は傘を差して草取りするわけにもいかず、「晴耕雨読」

本棚をのぞく。

最近、なぜか小林多喜二の「蟹工船」が流行っているそう。

昭和39年の新潮社「日本文学全集」にありました。

「この全集、ちゃんのかい?」

「そうだよ。」

「安かったねえ、1冊290円だって。」

昔は就職したら全集物を買ってずらりと並べたものです。

蟹工船は昭和4年の作品です。

労働者が蟹工船の過酷な労働に、ストライキを起こす話です。

また新たな気持ちで読み直しました。

ストライキを計画した仲間が逮捕されても

「力を合わせたらどんなことができたか・・・」

「ん、もう一回だ。」って立ち上がるのです。

今の派遣社員が簡単に使い捨てられる状況が、この本をもう一度

よみがえらせたのでしょうか?

それにしても字が小さい。

老眼鏡を使わないで読む私ですが、だんだん字がぼやけてきた。

あ-あ、読書は若いときでないとダメだねえ。