今年はどうしてこんなに雨が多いのでしょう?
今日も雨で、朝から暗いんですよ。
ここ連続9日間ですよ。
豪雨により九州、山口など大変な被害が出ています。
連日の救助活動を見てると被害に遭われた方、本当にお気の毒です。
私の7月の日記を見ると
雨-18日 曇り-2日 晴れ-9日
6,7月はもっとも気温が上がり、日照時間が長いのに
ここ2ヶ月はほとんど雨ばかりです。
朝刊では
「湿る道内、農家悲鳴」と書いてあり、農作物に多大な被害が出て
いると報道されています。
秋蒔き小麦は倒れ芽が出始めるし、野菜農家は水浸しの畑に
機械も入れられないそうです。
は傘を差して草取りするわけにもいかず、「晴耕雨読」と
本棚をのぞく。
最近、なぜか小林多喜二の「蟹工船」が流行っているそう。
昭和39年の新潮社「日本文学全集」にありました。
「この全集、ちゃんのかい?」
「そうだよ。」
「安かったねえ、1冊290円だって。」
昔は就職したら全集物を買ってずらりと並べたものです。
蟹工船は昭和4年の作品です。
労働者が蟹工船の過酷な労働に、ストライキを起こす話です。
また新たな気持ちで読み直しました。
ストライキを計画した仲間が逮捕されても
「力を合わせたらどんなことができたか・・・」
「ん、もう一回だ。」って立ち上がるのです。
今の派遣社員が簡単に使い捨てられる状況が、この本をもう一度
よみがえらせたのでしょうか?
それにしても字が小さい。
老眼鏡を使わないで読む私ですが、だんだん字がぼやけてきた。
あ-あ、読書は若いときでないとダメだねえ。