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現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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標準語

2013-06-26 | 日本語百科
標準語と共通語の論は中央と地方の議論になる。集権が進み、中央優位の思想と地方の関係であろうか、標準語と方言が対比された時の様相である。それが標準語という語の用法に付きまとう標準ということによる解釈が共通語という用法を進めることになったと、素朴に思うところであった。それはまた、標準語を求めようとする国語の調査があったかどうかのことだろうが、国語が統一されるというのは方言を共通語にする方向として考えてよい、ということにはならなかった。ある民族、共同体、国家、組織、場などが標準とするといった説明の解釈には困難が生まれてくる。それは民族の規定、共同体の範囲、国家という組織の特定、そして言語の場を空間的にひとしなみにすることの問題だ。いつのころか標準を作るということが、中央のモデルを例示する形で決めると言う手続きがあったかなかったか、それはわからぬままに、共通語というわかりよいとされる語に収斂していったようだ。 . . . 本文を読む

日本語教育史(12)  日葡辞書

2013-06-26 | 日本語教育の歴史
これほどの辞書がこの時代に編まれたことは稀有のことであろう。布教のための日本語理解だとは言え、宣教師たちの言語に対するあくなき興味の現れだろう。総語彙数は25967語である。補遺の部6831語、これは6326語という数字も見えるが、合わせて3万のことばを収載している。ポルトガル語で辞書記述をする。1603年から1604年に刊行された。この辞書によって中世日本語が明らかになり、発音表記はポルトガル語のローマ字を手掛かりに復元することができる。しかし、この辞書の出版がのちに、仏語訳されて19世紀になってパリで出版されることになる。パジェスの日仏辞書として知られた。1862年から1868年のことである。いま、この日仏辞書にふれると、原本のままに見ることが困難であったので、その意義は極めて大きいと考えるが、それを利用したことがあってかろうじて、原本を思い合せていた。それを1980年に日本語訳として出版されて手にすることができた。 . . . 本文を読む

166  他人による自己の分析

2013-06-26 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科 821  他己分析 を、例題にしている。自己分析という。自己を他己としての、もじりである。しかし、この文字変換がワープロに出てくる。メモリーに登録されているらしい。検索してみると、他己分析はあるので、よく流通している。就活とキーワードがかさなるようだ。この語がいつ頃となると興味深い。少し前ぐらいから他人紹介ということが流行った。ゲームのようでもある。これは自己紹介の応用にも見える。自分から他人を紹介する、逆に、他人が自分を紹介する関係である。他己分析もそのように、自分が他人を分析するとでもなりそうだが、用法によっては、他人が自分を分析する。自己分析の方法であるとする。するとこれは、他人による自己分析という語かと思える。つまり、他人の自己分析である。自己に対して他己があるかということであろう。自己には他人であり、他者があり、それは絶対他者の語もある。自己と他己は日本語だからできた造語であろうか。自分に対して、他分はない。他者に対して、自者はないか、使いにくいし、自我という語について、他我という語は成り立つか、そういう関係を見ると語の成立にはそれなりの必然性もある。他己にする日本語には世間とか恥とかのかかわりがあるか。 . . . 本文を読む