現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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CCRC

2022-11-30 | 新語・社会現象語
Continuing Care Retirement Community 大学連携型CCRCについての記事に、この略語はなんだろうかとみると、退職者と継続的なケアということのようだけれど、大学がどう連携するのだろうかと。 地域交流と地域住民に役立つ生活を大学生との間で行うことになると、それは大学が提供するものと自治体、企業、シニアとの連携ということらしい。老人ホーム、介護施設との違いは、まずは元 . . . 本文を読む

象は鼻が長いのよ

2022-11-29 | 日本語文法
‐wa -ga構文についての論議はすでに試みているところである。そのひとつが日本語の現象にもある、単文と複文として文法の文の構造にあてて考えるとわかりよい。助詞「は」についての文法分析では「者」に充てた表記でとらえてきたことである。現代語に言うなら、3つの例文は示したごとく、次のようになる。  象は鼻が長い ← 象は、鼻が長い! ← 象は鼻が長いのよ  僕はウナギだ ← 僕は、うなぎ(どんぶり . . . 本文を読む

こんにゃく文

2022-11-28 | 日本語文法
例文の挙げ方にそれぞれが議論をすることになるが、こんにゃく文がその惹句となったようである。 象は鼻が長い ← 象は、鼻が長い! 僕はウナギだ ← 僕は、うなぎ(どんぶりの注文)だ こんにゃくは太らない ← こんにゃくは、太らない というが       挙例の文は表現としてどれも同じような扱いで一般にも受け止められる。2000年代初頭の問題提起に、この例文が加わったので、こんにゃくが人口に膾炙す . . . 本文を読む

主語論争と検索すると

2022-11-27 | 日本語文法
日本語文法のカテゴリーにするか、日本文化論とするか、これは前2回に触れた著述と話題によるところ、これまでにブログ取り上げたこともあって、このようにする。繰り返し述べていることがあって、2013年の再掲である。 このときに限らず2000年代になって基礎日本語文法が成書となって広めた考え方が日本語教育の学習用文法に広まってきて、刊行はくろしお出版;による、改訂版1992/5/25、1989/9/2 . . . 本文を読む

気にいらなかった主語ふたつ

2022-11-26 | 日本文化論
主語の論議はその始まりに何があるか。主語廃止、主語の抹殺とその威勢の良い議論の発端はどうとらえられるか。それは三上学説の文法論に現れる。その前に三上は嘆く。主語が二つあってはだめだ、説明がやりにくい、というような感懐はその論考に述べていて。国語の授業から実感したようで、それに目を止めたときにちょっとおどろいたことであるけれど、何を行けないというのかと言えば、二重主語と言われる構文、それに国語で総 . . . 本文を読む

主語があるのは相対的でいい

2022-11-25 | 日本文化論
主語がないというのは主語があるという考え方が前提であるのでそれを唱えようとする人は絶えず対象にする主語がある世界観の見方なり捉え方があることを身の回りにあることをまず知っておかなければならない。つまり主語に囲まれた環境とかにいてそうでない言語を扱って主語をとらえようとしてうまくいかないとか説明がつかなくなるとか、そういうことを絶えずやっているわけであって、それを日本語で考えると当たり前のことなの . . . 本文を読む

敬語があって主語がある

2022-11-24 | 日本文化論
タイトルについては敬語があって主語がないというのをもじって標題のようになるとごく普通の言いであるからその背後には主語があるのかないのかを問うことになり、敬語があって主語があるというふうに言うこととになるのがわたしの主張である。敬語があるというのも、主語があるというのも、もちろん日本語の使い手として国語文法を学習してくればふつうには理解するところである。 しかし、ふつうにはならないというので、さ . . . 本文を読む

いきってる

2022-11-23 | 語と語彙
関西弁のランキングを見る。なかなか興味深くてライターに同感する。わたしも育って社会生活をして、それから就職で中部にやってきて、人生の年数で、年齢の単純計算、半々を超えて中部に12年超となる、と、いま思い直して随分と違ってしまって我ながら驚いている、半数は32年だからそれなりに定着してきた言語経験では思うところが大きい。事実には、関西弁は東京弁が2方言の一つであったから変な日本語族であった。大阪で . . . 本文を読む

小雪

2022-11-22 | 国語と日本語
こゆき か、しょうせつ か。 節気、小雪には冷え込みが厳しくなり、小雪がちらつき始めるころという意味と解説がある。 冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也  暦便覧  七十二侯 初侯:虹蔵不見(にじかくれてみえず)11月22日頃       次侯:朔風払葉(きたかぜ このはをはらう)11月27日頃       末侯:橘始黄(たちばな はじめて きばむ)12月2日頃 . . . 本文を読む

むなしく回る

2022-11-21 | ほんとうのところは
困難も必ずや乗り越えていける、どうすれば、多くの皆さんの力による、どのように、皆が力を合わせることで、どうなる、一歩一歩前に進むことで、必ず乗り越えることが点にできる、そうで、そのために、政策を果断かつ丁寧に実行というのだったが、これは歴史的な難局を乗り越え、我が国の未来を切り拓くためであったから、困難にも色々らしいが、はたして、直面する困難には通用するのだろうか、その丁寧に実行とやらでメッセー . . . 本文を読む