新聞に連載されるお話しも出ていて、この写真展をきっかけに山梨の近代建築の全調査するというミッションが出来ました。その成果が出れば、山梨版の「まちかどの近代建築写真展」を再度甲府で開催したいと思います。
新聞に連載されるお話しも出ていて、この写真展をきっかけに山梨の近代建築の全調査するというミッションが出来ました。その成果が出れば、山梨版の「まちかどの近代建築写真展」を再度甲府で開催したいと思います。
ヘニガーさんについて調べています。
関西学院に残った履歴書によって、ヘニガーさんの足取りがわかります。
明治38年(1905年)に来朝
明治39年(1906年)福井市で基督伝導に従事
大正2年(1913年)富山市で基督伝導に従事
大正8年(1919年)松本市で基督教伝導に従事
昭和5年(1930年)東京中央会堂宣教師として就任 とあります。
それと、ヴォーリズさんのリストを重ねてみると
明治45年(1912年)福井教会
大正7年(1918年)富山メソジスト教会
大正10年(1921年)松本メソジスト教会
と、ヘニガーさんが伝導に出向き、教会建設の土壌を作っていった。そして、教会設計の役割をヴォーリズさんが受持ったように見えます。
ヘニガー邸(松本市)
甲府カトリック教会の神父さんと話していて、自分たちが素敵な建物だと思って見ていることが、いろんな意味で微量でも、町並みや建物ら影響を与えてるんだなと思った。
この聖堂が築80年で、この先の展開について考えているというので、ここで写真展を開催したくなった。そして写真展と聖堂の見学というセットでの開催が実現した。
神父さんはわかりにくい場所にあり、あまり知られていなかった教会堂を、近所の方々に見て戴ける良い機会になった。こんなに建物のことを思っている人たちがいるのを知って刺激になったというようなことを話してくださった。
その一言でちょっと自信が出来て、自分の道が見えてきたように思った。
後日談