喫茶店で瞑想して、 銭湯で元気になる

日本中の素敵な建物たちを見て歩き

まちかどの近代建築写真展IN甲府 無事終了しました

2006-04-30 | まちかどの近代建築写真展
甲府での写真展が無事、終了しました。足を運んでくださったみなさま、ありがとうございます。今回は甲府市在住の仲間が中心となって、まず、会場を甲府カトリック教会という80歳になる建物の講堂に設定したことにも意味があり、また、協賛をとったり、広報活動もしてくださったりで、今までと違ったものになりました。神父さんをはじめとして、甲府の実行委員の皆さまには大変がんばって戴きました。お花を贈ってくださったMLのNさんにはこの場を借りてお礼を言いたいと思います。オレンジ色の明るい色のお花が届いていました。とても感激しました。ありがとうございます!!
新聞に連載されるお話しも出ていて、この写真展をきっかけに山梨の近代建築の全調査するというミッションが出来ました。その成果が出れば、山梨版の「まちかどの近代建築写真展」を再度甲府で開催したいと思います。

都温泉

2006-04-29 | 銭湯
甲府の中心にある村松新道と言われる通りは、カフェや飲食店がたち並ぶ繁華街だったそうだ。下見板の元産婦人科の建物が残っているのを仲間が見つけた。この村松新道を東に抜けた突き当たりには「都温泉」という扉だけが目立っていた。

右側は空き地(駐車場?)だったが、その奥に銭湯があったのかもしれない。

防犯会員の店

2006-04-28 | 建築

松本に来るたびにちょっと気になるこのお店。同行のふたりもなんと同好で、この建物が好きだという。ふぇーー。見事にツボにはまったこの店舗、ずっとこんな感じで建っている。防犯会員の店と書いてある文字はくっきり残っている。

浅丘ルリ子みたいなママが居たら似合いそう。

アップしてみました。どうもこのお店は喫茶店ではなく、バーだと思うんですが確信はありません。


夏至でお茶を戴く

2006-04-27 | 喫茶店

長野の大門にある夏至という喫茶店。とても静かな空間で器や小物などを拝見し、おいしい自家製の杏とお茶を戴いた。
入口側から見るとそうは思わなかったんだけど、中に入るとこんな立派な梁がある。古い蔵のような商店を活用しているようだ。
 

緑の扉

2006-04-26 | 建築

長野市内を歩いていて、木々の間に見えた洋館。玄関は緑のかわいい扉。窓は上げ下げ窓には見えないが、開かずの窓なんだろうか。お隣も洋館で、表札をみると同じ方のお住まいだった。こちらは~使節団の名前があって、仕事場なのかもしれない。

ノアの箱舟のような

2006-04-25 | 建築

ここに来ると船の中にいるような気持ちになる。そして、ゆらりゆらりと大きく揺れているような感じ。
このところ教会づいてますけど、日本バプテストキリスト教目白ケ丘教会です。遠藤新の最後の作品となった建物です。

ヘニガーさんについて

2006-04-24 | 建築

ヘニガーさんについて調べています。
関西学院に残った履歴書によって、ヘニガーさんの足取りがわかります。

明治38年(1905年)に来朝
明治39年(1906年)福井市で基督伝導に従事
大正2年(1913年)富山市で基督伝導に従事
大正8年(1919年)松本市で基督教伝導に従事
昭和5年(1930年)東京中央会堂宣教師として就任  とあります。

それと、ヴォーリズさんのリストを重ねてみると
明治45年(1912年)福井教会 
大正7年(1918年)富山メソジスト教会
大正10年(1921年)松本メソジスト教会

と、ヘニガーさんが伝導に出向き、教会建設の土壌を作っていった。そして、教会設計の役割をヴォーリズさんが受持ったように見えます。
ヘニガー邸(松本市)


甲府で思う

2006-04-23 | まちかどの近代建築写真展

甲府カトリック教会の神父さんと話していて、自分たちが素敵な建物だと思って見ていることが、いろんな意味で微量でも、町並みや建物ら影響を与えてるんだなと思った。

この聖堂が築80年で、この先の展開について考えているというので、ここで写真展を開催したくなった。そして写真展と聖堂の見学というセットでの開催が実現した。
神父さんはわかりにくい場所にあり、あまり知られていなかった教会堂を、近所の方々に見て戴ける良い機会になった。こんなに建物のことを思っている人たちがいるのを知って刺激になったというようなことを話してくださった。
その一言でちょっと自信が出来て、自分の道が見えてきたように思った。
後日談


甲府で写真展オープン!!

2006-04-22 | まちかどの近代建築写真展


今日から30日(日)まで、甲府のカトリック教会(甲府市中央2-7-10)で「まちかどの近代建築写真展」開催のため、設営作業に出かけました。今回は分不相応なたて看板も設置。会場は聖堂の奥にある講堂ですが、聖堂も見学させて戴けます。

各新聞社さんや放送局からのインタビューまで受けました。

インタビューを受けるMさん。バナーもこんな風に設置です。


目白通の教会

2006-04-21 | 建築

ステンドグラスは新しいものかと思ったが、英国の修道院から寄贈された100年前のものだという。


内部は思いがけず古いままのようだ。とても美しくて素晴らしい。

擬石風の外壁は、型をとってリニューアルしたもの。以前はかなり痛んでいたが、今は美しくなっている。牧師さんに甲府の80歳になるカトリック教会で写真展をやりますと告げると、ちょっぴり誇らしげに「ほとんど同い年ですね」とおっしゃった。
ここは目白通に面した目白聖公会。竣工は昭和4年。


立教を行く その4

2006-04-20 | 建築

敷地の中にはこんなアーリー・アメリカンの白い宣教師館が残っている。大正期と書いてある本、昭和2年と書いてある本、バーガミニーの設計になっているものがある。キャンパス内には、宣教師たちの住む住宅群が建ち並んでいたという。今はこの建物が残るのみ。バーガミニーはここを設計事務所にして、立教女学院や青山聖三一教会などの設計をした。

立教を行く その3

2006-04-19 | 建築

この日、チャペルをのぞくと、合唱の練習中だった。おとなしく拝聴する。このチャペルは正式には「立教学院諸聖徒礼拝堂」というのだそうだ。

こちらも食堂と同じく、設計は上海在のアメリカ人建築家マーフィ&ダナ設計事務所。正門付近に煉瓦の建物が集中しています。

立教を行く その1

2006-04-17 | 建築

美しき天井の白。立教大学の中の好きなポイントのひとつ。東京都歴史的建造物の指定を受けている建物だけじゃなくて、他にも見て欲しいものがあるんですよ。
この界隈の建物写真撮影を頼まれてて、このところ集中して出かけています。この日は部活の勧誘が盛んで、ブルーシートを敷いたり、着ぐるみの学生がいて、撮影には相応しくない日でした。夕方、ぱっと人が切れたのも驚き。食堂ではトランプをしている学生が多く、最近の若者の姿を垣間見た気がします。

立教大学付近の1/2

2006-04-16 | 建築
立教大学付近で見つけた建物。

これ、私の写し方が変なのではなく、こんな形なんです。右半分が切り取られたのだと思います。
兄弟がおりました。おやつでも何でもふたりで分けていたので、お家もふたりで半分こにしました。まさかです。