喫茶店で瞑想して、 銭湯で元気になる

日本中の素敵な建物たちを見て歩き

安来歩けば

2008-01-31 | Weblog
1/4(金)
安来駅から伯太川辺りまで歩くと、橋の下に潜ったように見える
建物。年代がわからないがよくよく見ると・・・


玄関部分の丸窓とアイアン。
その下のライオンの顔。いい感じだ。
残念ながら、橋が邪魔して良く見えない。
日立の厚生館のようだ。
(島根県安来市)

こんな残し方

2008-01-28 | Weblog
1/4(金)
安来節でお馴染みの安来駅で下車。
旧安来銀行本店は取壊しだと聞いていたが、新築された銀行の
横のパーキングに遺構が残っている。
こんなモニュメントの残し方なんて!!
昔の写真を見ると、なんとカッコいい煉瓦の銀行建築。
残しておきたかった建物だ。

(島根県安来市)

旧制松江高等学校外国人宿舎

2008-01-28 | Weblog

1/4(金)
久し振りの松江。市街地も20~30cm積もってるというニュースだった
けど、松江市内もほとんど雪が降った形跡がない。
無くなってしまった建物もちらほら。

始めて見たこの旧制松江高等学校の外国人宿舎。
弘前で偶然に外国人宿舎を見つけた時とおなじような気分。
多分、建物の印象と、建っている場所の類似のせいだろう。

弘前のほうは学内に移築されて、綺麗になったので印象が変わって
しまったが。


夕闇の中

2008-01-22 | Weblog
1/3(木)
大田市から出雲市に移動したら、豪雨があがって
まだ少し明るかった。
高瀬川沿いに、元は写真館の姿があった。
高瀬川??京都みたい。
灌漑用水路として掘られたというこの川。
柳並木で情緒があります。
(島根県出雲市)

蘇れ町役場

2008-01-21 | Weblog
1/3(木)
旧江津町役場が山辺神社の境内に残っていると知って見に行った。
三江線の「江津本町」が最寄駅だ。
江津駅の周辺じゃなく、元はこのあたりが中心部だったの??
町役場と聞いて小さな建物を想像して行ったら、でかくてびっくり。
現在は修復中だった。確かにボロボロではあるが、元々、かなり
立派な建物だったようだ。
是非是非、素晴らしい姿を見せて欲しいなあ。



風が強く、波が白いレースのような日本海。
(島根県江津市)

防府は三田尻へ

2008-01-19 | Weblog
井原鉄道経由で広島まで到達。
寒くて、ホームで乗り継ぎの列車を待つのが辛かった。

1/2(水)
広島駅を真っ暗なうちに出発。
柳井と防府と新山口(小郡)で下車する。
防府を歩いていると、たくさんの人人人。
みなさん、防府天満宮へ初詣に出かけるところなのだった。
三田尻まで歩くと一馬という名前のお醤油屋さんがある。


この三田尻あたり歩いてみると、只の町ではなさそうだ。。と、
ようやく気がつく。
幕末維新の歴史には欠かせない場所のようだ。
(防府市三田尻)

人々が挨拶する町

2008-01-16 | Weblog
1/1(火)
井原鉄道の「井原駅」で下車。
駅前からバスセンターとその向こうの図書館を目印に歩き出す。
バスセンターの北側にある教会を目指しているのだ。

駅前からは新しい建物ばかりでつまらない。
ところがバスセンターの裏から図書館を探して入っていくと、
やや古い町へと変っていく。
曲がった細い道。すれ違う人たちが、みんな挨拶してくれる。

図書館と書いたエントツが目に止まったので方向がたった。
目指す教会はその手前にあった。


銭湯の近くに散髪屋があるのはよくあることだが、
女湯と男湯の間に散髪屋があるのは始めて見た。


そのままバスセンターまで戻って、興譲館に向かう予定
だったけど、ふと図書館越しのその向こうにある通りに出て
みると、古くからの街道らしきところ。
素晴らしい看板建築を発見。

検討をつけて、その通りを歩いて行くと、興譲館への道に出た。

そしてこれが興譲館の旧講堂。
大正5年築の建物である。

井原鉄道で矢掛

2008-01-14 | Weblog
1/1(火)
倉敷の美観地区で初日の出を拝み、井原鉄道でまずは
矢掛で下車。

まず、矢掛高等学校明治記念館を見る。
校庭の隅に、かわいらしい姿を見せている大正の建物だ。


本陣のある旧山陽道は看板建築も見られる素敵な町並み。
商店が連なり活気がある町のよう。


角地に魅力ある看板建築がある。思わずニコリ
(岡山県小田郡矢掛町)

山陽電鉄に乗って

2008-01-13 | Weblog
12/31(月)
大晦日。買い物でごったがえす明石に加護谷祐太郎の中崎公会堂を
見に行く。買い物客目当てで、明石焼きのお店も普段よりも早く開店
しているようだ。
というとで、朝ごはんは明石焼き!!


それから山陽電鉄に乗って、高砂で下車。
駅前にはこんな不思議な形で、トタン建物の島が連なってる。
このあたりに川が流れていたのか、手前の建物前には橋の欄干みたいな
ものが残っている。


歩いて行くと商工会議所、ライト風の個人病院、魚町倶楽部、看板建築
などなど。






(兵庫県高砂市)

美しき教会堂

2008-01-12 | Weblog
12/30(日)
また続いて明治村

今回、初めて見たのだが、外観からは想像できない美しい内部だ。
大明寺聖パウロ教会堂(旧所在地 長崎県西彼杵郡伊王島町)





キリスト教が許されて、最も早く建設された教会の中のひとつだそうだ。

ふたつの小熊写真館

2008-01-11 | Weblog
12/30(日)
続いて明治村

新潟県高田(現上越市)に建てられた小熊写真館である。




今回訪ねたときに思いあたることがあった。
創業者の小熊和助(おぐま わすけ)は、新潟県柏崎市の生まれであった。
柏崎市で写真館を開業。兄のすすめで、陸軍第十三師団の町の新潟県
高田町で開業したそうだ。

柏崎市でおぐま写真館を見たことがあった。
もしかして和助の兄のお店だったか。

こちらも古い建物だったが、残念なことに2007年に発生した新潟県中越
大地震で被害を受けたようだ。(袖壁のモルタルが剥落している)
(柏崎市のおぐま写真館)


芝川邸を訪ねて

2008-01-10 | Weblog

12/30(日)
芝川邸に会いに行くために、名古屋駅から名鉄バスに乗って「明治村」へ行く。
当主の方が「建物は確実に寿命がきますが、補修をしながら大切に住みます」
と言われていたが、(神戸新聞 平成2年9月9日 夕刊 参照)
平成7年1月17日の阪神淡路大震災で半壊したのだ。
このたび、「明治村」で復元されもう一度、私たちの前に姿を現した。

内部の見学は常時ではなく、見学ツアーの時間が決まってるとのこと。
次のツアーの時間までは、まだかなりあるらしい。
しょんぼりさが伝わったのか、特別に内部見学をさせて頂く。
その後、ボランティアガイドの方に文京区での武田五一展のお手伝いしたことを
伝えたのだから、そのせいではなかった。(皆さま、時間を確認してお出掛けください。)

ステンドグラスも武田五一のデザイン。
力んでないデッサンみたい。






実際に建っていた姿を見ていないが、斜面をうまく使って構造的にも
優れた建築だったそうだ。同じ敷地にあった五一設計の八角堂も
名古屋市の龍興寺内に移築されているが、そちらも以前、見学
させて頂いている。