喫茶店で瞑想して、 銭湯で元気になる

日本中の素敵な建物たちを見て歩き

コテの彫刻

2007-06-30 | 建築
埼玉県越生町のお寺さんにあったコテ絵と、コテで作った彫刻の波。
はじめは彫刻かと思っていた。
すんばらしい。こんなの見たのはじめて。

よく見ると亀もいた。上のコテ絵とあわせて鶴と亀だ。

雨の越生

2007-06-24 | 建築
越生は梅園が有名ですが、今の季節は紫陽花も有名。
生憎の雨の中、越生の町歩きへ。
何かよい活用はないか、うまい利用方法はないか。
織物会館の見学をする。
「絹の町」の繁栄を伝えるただ一つ残る貴重な建物だ。
屋根の雨漏りが気がかり。



(埼玉県越生町)

ヴォーリズの教会

2007-06-20 | 建築
旧石川組製糸西洋館から近いところに「日本基督教団武蔵豊岡教会」がある。
こんなに近いところに、素敵な建物が2つ残っているなんてと思っていたら、そうか
西洋館を建てた石川幾太郎の弟和助が基督教の布教していたことから、幾太郎の寄付で
大正12年に完成したのだった。
そして設計者はヴォーリズだ。
(埼玉県入間市)

入間市の西洋館

2007-06-18 | 建築

入間市の西洋館、旧石川組製糸製洋館の公開日に見学に行く。
大正11年~12年の竣工。設計は室岡惣七。

商談のために招く外国人商人の迎賓館として建てられた。

来客用の寝室から出たところは、意外と狭いバルコニーだ。


2階への階段室にもステンドグラスは入ってはいない。
残念ながら2階は非公開。2階には素晴らしいステンドグラスがあるようだ。
入間市としては、補修などはギリギリの状態。
(埼玉県入間市)

素朴な教会

2007-06-17 | 建築

西武新宿線の入間市駅からバスに乗って二本木というところで下車。
目の前にこの教会が建っていた。
宮寺カトリック教会。
モルタルも木の感じも、案外に新しい。手入れされ、大切に保たれているようだ。
築は明治44年。設計はメイラン神父となっている。
足元にはたくさんの花々が咲いている。
(入間市宮寺)

現在は食堂だ!!

2007-06-16 | 建築
東京大学生産技術研究所の駒場リサーチキャンパスをうろうろする。
生協食堂もちょい古いかなあと思って見ていた。
ぐるっと回っているうちに、この食堂で
日本唯一の国産旅客機YS-11が設計された。

と知った。
あんなところで!!


時計台のあるキャンパス

2007-06-15 | 建築
時計台というか、本館の上にある大時計があるキャンパス。
ここは元は東京帝国大学の航空研究所があったところで、現在は東京大学生産技術研究所の駒場リサーチキャンパスになっている。


中央にあるユニバーシティ広場と呼ばれる広場からも、本館の時計が望める。
子供たちが遊んでいていい感じ。

(目黒区駒場)

金沢の洋館付住宅

2007-06-12 | 建築

金沢では何軒かの洋館付住宅を見た。
確かに目で見えても、写真では見えにくい・・・という住宅もあった。
ここでちょっと紹介しておきます。

いろんな色の石を使った門と、屋根の上にちょこんと開いた窓のある住宅。


下よりも窓から上がでっかく広がっている。全体がサンルームのような洋館部。
気持ちよさそう。


昭和っぽい

2007-06-11 | 建築

上野のお山下に位置する食堂。全体にキッチュな雰囲気が漂っている。
天井の照明にも、なぜか昭和の臭いがしていて妙に心惹かれる。

ここには「西郷丼」という不思議などんぶり物がある。


みみずく家の記憶

2007-06-10 | たばこ屋

また記憶にとどめておきたい建物、地域を失うことになった。
所は文京区後楽。神田川沿い、隆慶橋の袂にあるタバコ屋さんの「みみずく家」と、そのお隣に続く建物たちだ。

再開発で取り壊されると聞いて、日曜日に写真を撮りに行ってきた。
朝から大荒れの天気だったが、夕方前には雨もあがって暑くなった。
どうやら路上喫煙禁止のせいか、みみずく家の角に置いてある灰皿で、人々が止まってタバコを吸っている。
この場所はこの町のLANDMARKだ。知り合った人たちのblogでも、この場所はよく取り上げられている。

建築家の友達が大曲のところから神田川の水がどっと流れ出て侵食され、低い土地であることを話してくれた。
低い土地をかさ上げして大きなマンションが建つらしい。

ある人が縦に長くなった町など、町並みとは呼べないって言ってたけど、それは真実だと思った。
縦に長くなったマンションにも、みみずくが住み、人々が足を止める、そんな場所が生れたらいいなと思う。
(東京都文京区)

*後日、瓦のみみずくさんたち、どうやら「みみずく家」の方が保管するそうです。
  本当にそれだけでも、良かったです。(小道)


さよなら キッチン中村

2007-06-07 | 建築
未知のOさんからメールを戴いた。
蛎殻町の「キッチン中村」が新しい店に移転して、旧店舗は取り壊されるというのだ。
とりあえず、7日木曜日に会社帰りに寄ってみた。
夕闇の中にいつものようにそこに建っている建物にそっとお別れした。
ご近所も新しい建物に建替えられていて、全て過去の記憶の中に残るだけなのだろうか。 キッチン中村は近所で営業を続ける。
Oさん、メールありがとう。お陰で、さよならできました。

(東京都中央区)