喫茶店で瞑想して、 銭湯で元気になる

日本中の素敵な建物たちを見て歩き

僕らはまちなみたんてい団

2006-08-16 | Book

兵庫県建築士会南但支部の方々が「今は人の注目を受けていないため、放っておくと気付かぬ間に無くなってしまいそうなもの」を記録し残しておいてくれた本。私たちのやっている写真展も、文化財になっているようなこれからも残されるような建物ではない、人知れずいつの間にか無くなってしまいそうな建物に注目している点は同じだ。

この本を読んでいて、何に自分たちが惹かれるか、美しいと感じるか、再認識した。町の人たちの共通の美意識のもとに作られた町並み。暮らしへの見識。自然と溶け込む開発。そんな言葉を噛みしめて、'なんたん'の町並みを探訪してみたいと思う。

日本のステンドグラス

2006-04-09 | Book

日本のステンドグラスの成立ちや技法についてまとめてくれた本。歴史的建造物の調査や、活用・復元の仕事をしている「伝承伝統技法研究所」からは、引続き伝技塾のテキストが刊行されるようだ。近代建築探訪メーリングリストの仲間が、係わっているからではなく、この本をお薦めしたい。見て欲しい写真もたくさん収録。この本が欲しい人はここへ

男の東京マップ

2005-02-04 | Book
J・J植草甚一のように、歩いてみたい。のコピーにキャッチされて、PEN 2/15号を駅の売店で買ってしまいました。植草さんはわたしにとって、JAZZや町歩きの大先輩、お手本、先生でした。通勤時間はかかるし、仕事はつまんないし、友達とは別れて東京に来ているし、そんな鬱積した気持ちで帰る帰途のわたしの楽しみは、植草さんの本でした。帰ってから、次の朝出勤するまでのわずかな時間に寝る時間も惜しんで、聴きまくったJAZZ。あの頃はほんとにがむしゃらに聴いたけど、それが今の自分のベースにあるし、何かしたということが大きなことだと今、思っています。

まめほん揃い踏み

2005-02-02 | Book
ずっと前に北海道の開拓の村で見つけたHTBまめほん「北海道開拓の村」、そのほかにも欲しい本があったけど置いてなくって、東京の神保町で「歴史と建築の散歩道」「遺愛女学校」「小樽ガラス物語」「はこだて西洋館」を買いました。「おたるの西洋館」「あさひかわ西洋館」「新さっぽろ西洋館」も出版されているようですが、それも揃えたいなあ。パラパラとめくると、知らない建物が出ていますが、もう無いのかもしれないな。

今日、検索していて散歩の達人ブックスから出ている「東京で温泉!気分」にも出ている阪東橋の「鎌倉館」が2年以上前に廃業されていることを知りました。あ~あ 声もございませぬ

文房具と旅をしよう

2005-01-14 | Book
本郷にある文房具屋さんの[scos]さんの本。2001年に出版されて、すでに11刷発行というベストセラー(?)です。
文房具を探す旅の鉄則は、そのまんま「近代建築探訪」人にも当てはまります。
1.高い所に上る。
2.たくさん歩く。
3.スーパーマーケットに入る。
4.おいしい物を食べる。

3,4,はちょっと違うけど、でもこの2つは自分のめにお薦めします。
「近代建築探訪」人は歩くに限りますね

scosは宝物を見つける楽しさのあるお店です。

scos
 東京都文京区本郷 5-1-5

あおくんときいろちゃん

2004-12-22 | Book
なんとなく本屋さんで「みづゑ」の冬号に気づいて買ってきました。
最近、昔好きだったものに、突然回帰しているようです。きっかけは本郷の文房具屋さんでしたが。
この本に出てくるレオ・レオーニ の「あおくんときいろちゃん」は1959年に発表された絵本ですから、45年経った今でも絵本の代表作と言われているのは、これ以上のシンプルさで、これ以上のインパクトのある作品が、出てきていないということでしょう。

待ってました

2004-11-19 | Book
やっと出ました北海道新聞社から5冊目の「道南・道央の建築探訪」(角幸博監修)
JR東京駅の旧国鉄跡地にできたオアゾというビルに丸善が入ったので、まずは建築関係の本の売り場を確認しに行きました。広くて迷子になりそうな書店です。うまいことこの本を見つけてウハウハ。室蘭の建物についての照会がわたしのところにあり、この本に着手していることを知っていたので出版されるのを楽しみにしていました。残るは道東だけなのでしょうか。北海道だけでなく、他の地域にもこのように解り易い、見易い探訪本があればありがたいですね。

キョウト自転車生活

2004-11-17 | Book
奥付をみたら8月の発売でした。またまた買ってしまった京都の本。「キョウト自転車生活」(ワークルーム編集 光村推古書院)です。東京のこんな本がないかなと思ったのだけど、あるのは東京のスイート500軒とか、グルメMAPとか、本を開くとケーキ・ケーキ・ケーキ・ケーキ・ケーキがただ並んでいるカタログなんです。キョウトの本は開くと、風が吹いてきたり、朝早くパン屋さんによっている自分が見えたり、なんだか、そんな感じなんですね。自転車に乗って神社へ行って、花を見たり、喫茶店へ行ったり、近代建築に触れたり、そういうMIXの魅力に溢れています。たぶん、そういういつもの生活が、なんだかとっても新鮮です。

ゆっくり歩いてみたいな

2004-11-10 | Book
なんだかがむしゃらに建築探訪を続けていたようで、少し違う視点で物が見たくなって、
手にした「サルビア東京案内」もともと好きだったことを思い出せてくれました。
私もこんな風景を綴った案内地図を描いて、日本じゅうの街角案内人になりたいですね 
図案・セキユリヲ 文・木村衣有子 ピエ・ブックス

京都の懐古的喫茶

2004-11-08 | Book
お昼休みにちょっと離れたところにある書店に行ってみると、Meets「京阪神おつかいもの手帖」と別冊CF京都ブランド「まどろみ京都喫茶ロマン」という京都の喫茶店特集があったので買ってきました。ということで、旅行計画になかった京都に突如行くことにしたのであった。それにしても、こういう括りで語ることのできる喫茶店が、1冊の本の数なんてうらやましい限り。(1冊以上あるんでしょうけど)