7/19(土)
佐世保の相浦港からフェリーで50分。港から徒歩で30分。
黒島は佐世保の九十九島中、最大の島。
その黒島にある黒島教会は、重要文化財に指定されている。
こっちからの教会の顔が、かわいくて気に入った。
煉瓦が、厚みのある布地みたいな、手ざわりがしそうに感じる。
30分もどんなところを歩くのか心配だったが、普通の舗装された道を
20分程度で到着。
港から歩いてくると、小高い丘に堂々とした姿を見せる。
明治35年築とは。
近所の小学生が、テレビのインタビューに答えていた。
写真を撮るには、ちょっと邪魔だったが、こうしてみると
凄く絵になる風景なので、私もパチリ。
(佐世保市黒島町)
*おまけ
港と教会までの間の風景。
島がこんな風に見える!!ふんわり浮かんだ柔らかそうな島!!
有田の町ので、焼物以上に素敵な建物が、この深川製磁の建物だ。
有田を訪ねたら、是非この建物が見たかった。
こちらの会社のマークは「富士に流水」。
入口の周りのテラコッタも素敵だ。
こちらにも富士山のステンドグラスが・・・。
スクラッチタイルの縁飾りと木製の窓の組合せ。
豆タイルの床。お店の方に遠慮しつつ写真を撮っていた。
建物にも「富士に流水」が冠の如く頭上に輝いている。
こんなデザインって大胆。
(佐賀県有田市)
7/19(土)
佐世保から有田へ行く前に、早岐駅で下車して少し探訪する。
JR早岐(はいき)駅で下車したらこの天井。
明治30年の開業以来の駅舎だとは知っていたが、
待合室にこんな風情が残っているとは。
下車してみなくてはわからないものだ。
窓もそのまま残っているとは。
外観に派手さがないだけに、見落としそうな駅舎だ。
(長崎県佐世保市)
おまけ*早岐宿で出会ったNEKOさん。
宝亀からバスですぐのところ「紐差」で下車。
紐差で「ひもさし」と読む。宝亀からバスで約10分。
白い教会堂が青い空に、すくっと背を伸ばして建っている。。
五島や九州で、たくさんの教会建築を作った鉄川与助の設計・施工となる。
外観は驚くほどの大聖堂だ。
中に入ってみると、天井にはかわいい花が咲いている。
昭和4年に建設された鉄筋コンクリート造の聖堂だ。
(平戸市紐差町)
7/18(金)
平戸の桟橋から「志々伎」行のバスに乗って、くねくねと入江を縫って走る。
「宝亀」というバス停で下車する。宝の亀と書いて「ほうき」と読む。
教会の場所はアバウトな地図しかなかった。
バスを降りて見上げる崖の上に、ありそうなのだが確信は持てない。
バス停の近くに郵便局があって、そこから何気なく男の方が出ていらっ
しゃったので、その方に尋ねてみた。
教会はこんなところにあった。島々が美しく見渡せる。
小聖堂だが、煉瓦の赤と白い仕上げで印象的な姿だ。
内部は一変。梁がピンク色で、ふんわりと柔らかい印象。
ペパーミントグリーンのコロニアル風のテラスがある。
(平戸市宝亀町)
伊万里からバスで松浦バスセンターへ。そこからバスを乗り継いで
平戸までやってきた。亀宝教会と紐差教会へ行くバスとの乗り継ぎ
の隙間の時間で、平戸の町を少し探訪。
ここが平戸ザビエル記念大天使聖ミカエル教会だ。
寺院と隣接していて、よく旅行雑誌で、教会と寺院という町並み
写真が使われているところ。昭和6年の築。
観光客と出会わなかったので、ゆっくりと見学できた。
壁の白と梁のクリーム色の取り合わせが、明るくて美しい教会堂だ。
平戸では、ほかにも行きたい教会があったのだけど、バス旅行の身では
なかなか数はこなせない。
(長崎県平戸市)
前村さんからの情報により、唐津の町で元銭湯探し。
本当だ。素晴らしい銭湯。
入りたかったな。この付近、怪しげな建物多し。不思議地帯だ。
こちら、アクセントに水色の小さなタイルでラインを作っていたり。
そのラインと窓枠の色が同じだったり。
スマートな窓がモダンだったり。
現在は絵画教室らしい。(もしかして、浴室が教室??)
室外機が、ブルーの囲いの中で静かにしています。
そして、床のタイルがよかぁ~
(佐賀県唐津市)
明治15年に建てられた「馬渡島教会」を移築したという呼子教会。
地図の上で、アップダウンがわからなかったので、坂をぐんぐんあがって
いくとは思わなかった。くねくね道だったけど、間違えずに到着。
上にあがったみると、ここはまた平地のような場所である。
こじんまりとした教会堂で、円形の正面も本当に小さいものだ。
窓の格子が僅かに華やかさを出している。
心に染み入る場所だ。
これも これも
同じ呼子の建物です。
こちらの「スワン美容室」は、元銀行のようだ。
堅苦しいかも・・・でも、こじんまりとしているので、悪くないかも。
こちらは煉瓦のなが~~い建物。
まず、逆側から見たけど、隣りが空き地だったから、長い建築だと気がついた。
呼子運送と書いてある。倉庫建築なんだろうか。
7/17(木)
狭い平地と小高い山にへばりつくように民家が建っている。
神社の階段が高く延びている。
呼子地方の石だろうか。石垣が見られる。
平地を作るための必需品だ。
こんなものも、
こんなものも
中尾家と同じ通りに、入口ふたつプラス豆タイルの住宅。
これはこれは、もとは銭湯だった建物ではないか。(確信)
しつこく写真を撮って、離れられない。
両脇の長細タイルの色使いがよい。
入口の床の台形部分も違うタイルを使っている。
控えめながら主張している。
窓ガラスの割れ目から、中の壁の豆タイルが見えている。(確信2)
煉瓦はもとの焚口なんだろうか。
どんな浴室なんだか、覗いてみたい気がする。
残念ながら、もと銭湯だ。
7/17(木)
呼子の町を一言でいうと↓これ
透き通っておいしそう。
海と空の青さに、とにかく驚いた。
見たことのない青さ。
海辺の路地をフラフラと行くと、建物の壁に貼られているのは
ありゃあ、マジョリカタイルだと驚く。
いえいえ、マジョリカタイルじゃない。
これは伊万里焼・有田焼、日本の焼物のタイルじゃないか。
それも空と海と同じ青だ。
呼子町の捕鯨集団「鯨組」の中尾家の住宅。
2年計画で整備されることになっているそうだ。
(唐津市呼子町)