喫茶店で瞑想して、 銭湯で元気になる

日本中の素敵な建物たちを見て歩き

今年もありがとうございました

2005-12-31 | 建築

三田小山町の畳屋さんの戸袋。今年も町歩きで1年が過ぎていきます。今年はいろいろと大変なイベントが続きましたが、来年はもっと大変になりそうです。
しかし皆さまとこのブログで巡り会えたこと、それが一番大きかったことかもしれません。来年もできるだけ、たくさんの建物と出会いたいと思えます。今年一年、皆さん、ありがとうございました。


三田小山町のまちかど

2005-12-31 | 建築

三田小山台の谷のところ、三田小山町の一角の風景です。「小山湯」もここにあります。「小山湯」の名前は町名に由来しているようです。

そして、現在も材木屋が多く残っています。古川が東京湾へと流れ込んでいるせいでしょう。写真の左はスクラッチタイルの「トーホー薬局」と右は看板建築(銅版もある)「國徳商事」。 ここ三田小山町もやっぱり再開発が進行中です。


大阪オマケ編 ああ銭湯

2005-12-30 | 銭湯

今回も入りたかったけど、建物を見ただけで終わってしまった銭湯が何軒かあります。こちらは超有名どころの「鶴橋温泉」(大阪市生野区鶴橋)です。以前にこちらを見に来た時に、お隣にも素敵なアパートがあるのを知りました。今回、久し振りに寄ってみて、健在なのを確認ししてほっとしました。大正区の「菊水湯」にも似ている。このタイプって大阪には多いのかなあ。

 生野区新今里の「生照温泉」。こちらも似ているスタイルだけど、全然違うよという箇所が、両脇の小塔の部分です。こりゃ、Disney映画のお城だよ。誇らしげに、角地で堂々と姿を見せています。

                      
同じ生野区舎利寺にある「生澤温泉」は全然違うタイプ。こんな洋館の銭湯ってうっとりだあ。誰もここが銭湯なんて思わないだろう。入りたい印です。 


師走の銭湯

2005-12-29 | 銭湯
                
仕事帰りにちょっと歩いて「小山湯」(東京都港区三田)に寄りました。入口が横についてて、フツーの民家みたいな銭湯で、ちょっと珍しいスタイルだと思います。コンドルの三井倶楽部もすぐそこにあるけど、ここは狭い路地の間にあり、周辺もちっといい感じの古い町並みが残る一帯。こんな場所も、本当に少なくなってしまった。
                
湯船につかってよく見ると、京都の銭湯みたいなマジョリカタイルと、ここみたいなタイルも使ってありました。しかし、モーレツに熱いよ~~(シビレマシタ)

大阪1日歩き オーラスはこれ

2005-12-28 | 建築

なぜか、大正からホテルのある中津へ直行せずに、ちょっと中崎で下車し、歩いてホテルへ戻る途中。ありました、ありました、気になる建物がポツポツと。で、結局、次の日の朝、中崎を再訪することになりました。
帰りに目に付いた最初のものは、このアーチの飾り。学校か何かに見えますが何か解らない。次の日に行ってみると確かに、学校でした。建物もこんな具合で階段室もユニークな形。手持ちの古い地図を見ると済美小とある。こんなところに古い小学校があったとは知らなんだ。

 それから気になったのは中崎西3と2の間のJR京都線のガード下。夜もよかったけど、朝写した写真も異郷のような感じに撮れている。

それから美容院のよいのがありました。決め手はやはりピンク色と、左右の窓の形でしょうか。 


大阪1日歩き 温まりましょう

2005-12-27 | 銭湯

大阪港駅から大正駅まで移動しました。
とっくに日はどっぷりと暮れています。こうなったら、締めくくりの銭湯へ。さて、どこにしようか迷います。「三光湯」にしようかな。両脇の丸い窓には光の文字が浮かび上がっています。もう1軒、「玉水湯」へも行ってみた。いいなこちらの窓も波がモダンにデザイン化されています。


最後に、以前に歩いていて見つけた「菊水湯」へ。こんなに町家の間にあったとは、どうやって見つけたんだっけ、煙突を見たからかなあ。と、結局こちらでドボン。とっても気持ちよくて、温まりました。


大阪1日歩き ハa ハa ハa

2005-12-26 | 喫茶店

ハa ハa ハa という喫茶店&雑貨店へ行きました。
大阪市港区海岸通1-5-28 天満屋ビル 2階。大阪港駅 からテクテクと5分ほどどで到着します。

外観はこんなにレトロな建物です。この喫茶店は素敵な女性がふたりでやりくりしていて、心からゆったりできる場所。寒かったので、野菜のスープとケーキという、変な組合せで戴きました。近ければ、ヒイキにしたいお店です。


クリスマス☆ウォーク

2005-12-25 | 建築


本日、クリスマスウォーク。まずは新宿区下落合にある日本聖書神学校 です。学校の歴史としては戦後なんですが、建物は大正末のものです。後側(道側)には、煉瓦の立派な煙突があります。


そのあとにJR目白駅の「F.L.ライトの小路」にある三春堂さんへ。こちらもクリスマスのデコレーションでした。(残念ながら、閉まっておりましたので、ガラス窓から中を覗かして戴きました。次回を楽しみにします)


そして遠藤新の目白ヶ丘教会。3時前なのに、すっかり夕方の日差しになっていて、建物が柔らかい表情を見せています。大谷石の柱にクリスマスのリースが飾られていました。以前、教会内部をご親切にご案内戴いたことがあります。こちらは昭和25年築です。


大阪1日歩き ダイビルへ

2005-12-22 | 建築
今回、大阪へ行った一番の目的は、もう一度ダイビルへ、という思いからだった。今回は大阪名品喫茶'大大阪'で珈琲を戴き、屋上へも上がってみました。珈琲もトーストもおいしかったですよ。屋上に出ると、そこにはお稲荷さん(上)がありました。他はコンクリートでしたが、1箇所だけ、こんなにちゃんとした(下)仕様の施設もありました。天井も2階の吹き抜け部分も、相変わらず美しくて、ゆっくり歩いてきました。





大阪1日歩き 帝塚山のヴォーリズ

2005-12-20 | 建築

帝塚山の町をいくと、煉瓦塀に囲まれて、煙突がある建物が見えてきます。ああ、ヴォーリズだなあ、とつい口に出してしまいました。ここは旧ウィルミナ女学校の創設にかかわったへール宣教師邸。登録文化財に登録され、今も大切にされている幸せな建物。1922年築で、松本にある同じ宣教師館のヘニガー邸の1年あとに建てられました。