喫茶店で瞑想して、 銭湯で元気になる

日本中の素敵な建物たちを見て歩き

タイル タイル タイル

2008-08-30 | タイル
お風呂の浴槽、洗い場もタイル使用です。
いうなればタイルのユニットバスです。


こんな風に銭湯にある展示物や、ご丁寧に富士山の絵までセットされていて
涙ものです。このまま自宅に欲しい逸品。
売出せば、売れるんじゃないかな。


たばこ屋さんの台です。
緑のタイルが美しいです。


壊される銭湯から外してきたタイル絵も、ちゃんとそのままの形で残しています。


タイルの調理台(昭和38年製作)です。


こちらは小流し(昭和38年製作)
バラの花弁を三角のタイルで表現しています。


こちらはお風呂の洗い場です。
洗い場まで、タイルってあったんですね。


びっくりコレクション

2008-08-28 | タイル
ここのコレクションは、もちろんバラバラのタイルや、建物のかけらもあるの
ですが、驚きなのはこんな風にたばこ屋さんの店先をそのまま保存。
たばこの赤い琺瑯看板も一緒に保存している点。
タイルは使われてこそ、なのだろう。

笠原町に到着

2008-08-27 | タイル

各務寛治さんが安藤隆望さんたち地元の人たちと集めたタイルは、
町の授産施設跡に保存されていました。
その数は1万点以上!!
建物の中に入ると、小学校のような雰囲気。


見本台帳もところ狭しと、保管されています。


カタログや資料も本棚に詰まっています。


これは何だと思いますか?
タイルをデザインに沿って並べる木枠だそうで、デザインの数だけ木枠の数
もある、ということで、外に野ざらしにされているものもたくさんありました。


東京の文京ふるさと歴史館から、送られてきたタイルも保管されていました。




各務さんたちは、自分たちがタイル産業に携わりながら、昔のモザイクタイル
が消えていくのをそのままにできない。今では作れないタイルも多いという。

そのタイルを集めるパワーと情熱に圧倒されました。
これだけの資料と情熱を、このままにしておくのは勿体ない。
何か手伝えないだろうか、というのがその時の実感でした。
見ていて、本当に楽しいし、美しいし、きっとたくさんの人を惹き付けるに
違いありません。

続いて、秘蔵のタイルコレクションのほんの一部ですがお見せします。


多治見市笠原町大探検 

2008-08-26 | タイル

8/23(土)
18切符での行き先を漠然と京都と考えていました。
まあ、京都はいくらでも歩き応えのある町ですから、浮かんでこない
時はその札を切って間違いないんですが、
2日前に前に見た日経の記事を思い出して、多治見市の笠原町へ
行こうかと考えました。
多治見市は未踏の地でしたから、それだけでもOKだったのですが、
その記事に載っていた「モザイクタイルを懸命に集めていた方」に、
コンタクトがとれて22日(金)の昼に電話をして見せて戴けることになり、
次の日に出かけるという大暴走。

お昼に決まったあと、ぷにょさんに笠原へ行くとメールすると、
事情が飲み込めているかどうか不明だったが、随行するということで
ふたりで多治見駅で待ち合わせ。
相手の方と約束したバスまでの時間、市内を少しだけ歩く。

ぷにょさんのBLOGでも紹介されていますが、こんなタイルがあったりして、

流石、多治見市はタイルの町です。と期待は徐々に膨らんできます。

ふたりで何気なく曲がった先に、なんだなんだ。


なんと なんと これはもしや!!
よくよく見ると素晴らしい!!


ふたりとも唸ってしまいました。
これだけでも、今回来た甲斐が・・・(大爆)
(日本一暑い岐阜県多治見市) 


ヴォーリズの別荘建築

2008-08-25 | Weblog
8/17(日)
軽井沢タリアセンに朝吹邸が、移築されたのを思い出して
行ってみました。
夏の終わりとはいえ、タリアセンは人で溢れていました。
みなさん、これがどういう建物なのか、ご存知ない様子でご覧に
なっていらっしゃいました。


2階部分は現在公開されていません。
他の移築建物は喫茶店になっていたり、美術館になっていたりですが、
こちらは朝吹家の資料などが、1階の極狭いスペースに展示されている
のみでした。それだけではもったいない。
敷地の道路沿いにあるのだから、切り離してもっと活用したほうが、この建物
のためにもなりそうです。

(長野県北佐久郡軽井沢町)

本日の締め

2008-08-24 | Weblog
8/16(土)
この日の締めは、やはり銭湯です。
小諸の町を行くと、こんな和風銭湯がありました。
たばこ屋さんとお風呂屋さんを営まれているでしょうか。



お風呂からあがって、涼むためのものでしょうか。
椅子が備えられていますね。


境目のところが気になります。
1階の屋根を突き破ってるのは、人研ぎの袖でもないし、煙突でもなさそうだし、
一体何??
(長野県小諸市)

女性のシルエット??

2008-08-22 | 薬屋
8/16(土)
青柳駅から茅野駅に移動。
水盛園薬局と読めるデコデコっぽい建物がありました。
かっこいい~と、思わず声を掛けたくなります。



今は選挙ポスターが貼られている窓も、よくみるととってもお洒落です。


木製で手の込んだことをやっています。
良く見ると、ひとつひとつはシンプルなものだけど、デザインとしてみると
お洒落だわ~~


そしてこれは??
なんだか、女性のシルエットに見えます。
伸ばした手の先には、鳥が止まっているように見えますね。
(長野県茅野市)

探していたものはここにある

2008-08-21 | Weblog
8/17(日)
上田市にまたやってきました。
駅周辺は、このところまた変化しているようです。
ホテルが建って、古い旅館らしき建物が、無くなっていました。

この町とは縁があって、何度も歩いているんですが、
またまた、やってきたのには訳があります。
古いアパートがあるということで、どのあたりか調べていて、
やっと出発の前の日に探り当てました。

商店街の中のこんなところでは、気がつくはずがありません。


神社の奥に入っていくと・・・こんな建物が。
柵と建物の間に隠れるように建っています。
立て札によると、前身の旅館「上村館」には陸軍第一軍管区徴兵
副医官であった森鴎外も滞在。この建物は大正4年築だそうです。



柵を超えて、無理矢理写真を写してみたものの。
これが限界。
(長野県上田市)

郵便局のあるまち 3

2008-08-20 | 郵便局
8/16(土)
18切符で松本方面へ向かいます。
最初の乗り継ぎ駅はなんと「高尾」。一気に「甲府」まで行ければいいのに・・・
ということでやっと「青柳」駅で下車。
「塩の道」でもある金沢宿を歩く。
郵便局のお隣りには、元郵便局が残っています。


よくよく見れば、逓信マークがこんなところに。
芸が細かいです。てっぺんの四角がスタンプの持ち手に見えてくる。


窓は嵌め殺しのように思えます。
下の小さな窓だけが、開閉できるのではないかな。


お隣りは旅館だったようで、古い看板には「HOTEL」と書いてあるのにはびっくり
します。
(長野県茅野市)

蒲郡駅で下車する

2008-08-19 | Weblog
8/10(日)
18切符で東海道線をうろうろしていると、気になる建物が
JR蒲郡駅の近くで列車の中から見える。
今回はその蒲郡駅で下車する。

駅からすぐのところにこんな建物がある。
列車からもはっきりと見えているのだから、かなりの大きさ。
それにしても、周辺に空地が目立ち、変化していく中で、
ここだけ時代が止まったようだ。

玄関部分の五角形の切り方と、両脇の細長い窓が、柱というべきなのか・・・
腰板部分がスクラッチタイルでちょっと高めの位置まで巻いている。
昭和初期の建物かなぁ。





(愛知県蒲郡市)

豊川稲荷でダウン

2008-08-18 | Weblog
8/10(日)
強烈な日差しに身体が干上がって、豊川稲荷の表参道にやっと到着。
こんな、お手ごろなお休み処を発見して、駆け込んだ。


豊川稲荷の表参道は、そんなことしなくても十分レトロなのに、
過剰なぐらいレトロ感を演出しているところは笑えちゃう。


レトロ流行なのかもしれないけれど、古いものを壊してきて、
その壊した上に新しいレトロな建物を建てたりする町の気がしれない。
そんなものは、また飽きられて、捨てられるだけではないだろうか。

こちら、ショーウィンドウがかわいい。
植木に福助さん。丸い模様の渋い色のタイルもいい感じ。


こちらは、「ハイアース」はわざっぽいけど、小さな黒いタイルと、
立体的な壁が面白い。


こんな感じ~
(愛知県豊川市)

郵便局のあるまち 2

2008-08-17 | 郵便局
8/10(日)
JR牛久保駅で下車したあと、常盤通りという通りが豊川稲荷方向へ
延びているので、それを歩いてみた。

しばらく行くと八幡宮の前に郵便局があって、そのお隣りに古い郵便局
が残っていました。
うっすらと「豊川牛久保郵便局」の名前が残っている・・・
色が変なのは、スクラッチタイルの上に白くペンキで塗ってしまっているからです。



町かどの郵便局の中でも大規模なものかもしれない。
堂々としたものです。


建物の前にある掲示板の屋根の「くにゃり」が素晴らしい。
波打っているっていう以上。持ち送りのくるくるも素晴らし。
掲示板だけど、「貼紙禁止」???
建物とともにある・・・掲示板だろうなあ。


お隣りの風景はこんな感じ。
もたれあってるというよりも、くっついてしまっているかも。
(愛知県豊川市)

駅舎に出会った

2008-08-16 | Weblog
8/10(日)
豊川稲荷方面を歩いてみようと思って、飯田線に乗り込んだ。
豊川駅のひとつ手前の牛久保駅で下車してみると、駅舎の柱が
こんなのだった。


おやおや、こりゃもしかして。古い駅舎だったのか。
腰壁にはスクラッチタイル。柱は豆タイル仕様。
全体にモダンなスタイルだ。
調べてみると昭和18年築の駅舎だった。
(愛知県豊川市)

岡崎の町にて

2008-08-15 | Weblog
8/9(土)
愛知環状鉄道に乗り、中岡崎で下車し、乙川に沿って歩いていく。
あるあるある。愛着を感じて、じっと見ていた。

右と左とが微妙に違っている建物。
窓の形が違うけど、どちらも古そうだ。
全体を見ると2階部分の装飾など、凝っている建物だと気付くけど、
横を歩いていると、ついうっかり見過ごしそうだ。
(愛知県岡崎市)