土色の建物

歩いているとまずその土色に驚いた。


そしてその次に、２階のベランダのような部分に驚いた。

全然実用的でないこの部分は、何のために作ったのか。東洋キネマのお立ち台を連想。設計・施工は江尻勝蔵という人らしい。施工にも名前があるので、大工の棟梁みたいな人なのか。どうやら、この辺りの人らしい。（常陸太田市）

素敵 渋いタイル

２階の窓が障子のように思えるモダンな紙屋さんの建物。
１階の柱は渋い色のタイルだった。正方形のタイルの大きさが面白い効果だ。
どんなにカッコイイお店だったんだろうか。
（常陸太田市）

目にとまったわくわく建物

立派な飾りに目がとまった。歩いていてこういう建物に気付くとわくわく。



ここも「昇龍」と同じように増築部分が邪魔になってて、建物全体が見えないのが残念。
太田一高の近くにあるので、昔から文具店だった可能性は大。
それにしても右サイドの道は細くて、こんなに手をかける必要はないように思える。
それでも、こういうところまで手を掛けるという心意気が嬉しい。

(常陸太田市）

上を向いて歩こう 常陸太田の場合

昇龍という銀色の看板の上にのぞいているのは・・・
おおっ日の出のマーク。
昇るりゅう。昇る日。ある時代の遺跡かも。
（茨城県常陸太田市）

こんな洋館付住宅が

一条２の交差点のところに、洋館付住宅もあった。
こんなにデザインが凝っていて、すばらしいもの。
東京街道に面して、現在も堂々として見える。
（宇都宮市）

からく庵

個人病院と同じあたりにある「からく庵」
築８０年の民家が改築され、素敵なお店になった。
並びにも同じようなお住まいが数軒残っているのは奇跡的。中を覗かせて戴いて、私もこんなところ、間借りしてみたいなあと思った。なんだか温かいセイカツができそう。
火曜から土曜までの１２時～１４時３０分がランチタイムです。

宇都宮の個人病院

宇都宮の町。宇都宮市役所と東武線の線路を挟んだ反対側。一条というあたり。歩いているとちょっと昔の街角のような雰囲気をたたえている場所。そのあたりで、こんなかわいい個人病院に出会った。何度か町を訪ねて、深く入り込んでいくとこんな建物にも出会えるんだ。

百年前探偵事務所～銀座界隈の動物事件簿～に参加

本日、ＩＮＡＸギャラリーの春の探検ツアーに参加した。
講師は誰あろう林丈二氏。
京橋のＩＮＡＸギャラリー前から、歩行者天国の銀座界隈を散策。
明治の新聞記事に出てくる動物に冠する事件の現場を案内して戴く。
泰明小学校＆林丈二氏

プランタンのあるところにコンドルさんが住んでいた。

銀座名蓋巡りで紹介した銀座の古いマンホールは、今は１枚も残っていない。面白い張り紙も今は無くなってしまったと林氏。町歩きが段々とつまらなくなってしまったな。

大谷の景観

宇都宮市内から西へ８ＫＭ行ったところにある大谷町。ライトが帝国ホテルの建設に使ったことから有名になる大谷石の産地である。
この大谷石資料館は地下の採掘場を資料館とした施設。古代遺跡の採掘場のようにも見える。

駅前からここまでバスに乗ってやってきた。同乗者たちは、皆ひとつ手前の大谷観音で下車してしまった。資料館へは車で来た来館者がボツボツとやって来る。
資料館あたりの奇岩群を見るとスゴイのに勿体ないと思った。うまくこの景観を生かしていけたら、観光の目玉にもなりそうだ。





こちらが平和観音。昭和２９年に６年がかりで手彫りで完成させたものらしい。

旧大谷公会堂

城山村在郷軍人分会の主唱により公会堂として建築された。昭和２９年からは宇都宮所有になっている。建築当初の写真を見ると入口部分に階段があり、窓の形も違っている。４本の柱はもっと空に突き刺さるように、先が細くなって延びている。現在は倉庫として使用されているということ。素晴らしい活用方法を希望したい。



（「大谷石百選」　ＮＰＯ法人大谷石研究会　を参考にしました）

象＆山伏の謎

２月に京都へ行ったときに北白川あたりを歩いていて、とあるお住まいの玄関前。狛犬よろしく「象」と「山伏」の像が対になって並んでいた。
そういえば、この「象」って「京都おもしろウォッチング」で見たなと思い出した。「象」はとにかく、玄関先の植え込みのところへ置いてみたら、予想外に大きかったって感じだけど、「山伏」のほうは、台座の上に立っているところを見ると、深い意味があるのかもしれない。

石の扉

大谷の町を歩いているとたくさんの石蔵に出会う。この石蔵は扉も石扉だ。
そして良く見ると、扉には細工がしてある。
細工のし易い柔らかい石だとしたら、かえって細工は難しいのではないかなと思う。
床の間にでもあるような、松と鷹のようなデザインを蔵の扉に施すチカラの入れ方に感嘆。

新旧大庄小学校

ある暑い夏の日。尼崎を歩き回り、村野藤吾の旧大庄村役場を見に来た時に、お向いの小学校に気付いたときのことを思い出す。

久し振りに尼崎を歩くことにして、探訪仲間がここがいいよと教えてくれた小学校。
えー　何々・・どっかで見たな。
大庄小学校が、こんな風にリメイクしておりました。元がいいから、白いのもいいねっ

タバコ屋もこれ

ここ宇都宮市の大谷では、タバコ屋もこれ。大谷石の丸い柱がすんばらしい。
どこでもカバーは手作り風ですね。こんなに一生懸命に覆う必要もないと思うけど。

何気に豆タイルにも注目！！！

気になる廃墟

１８切符で宇都宮へ行く。今回は大谷まで足を延ばした。大谷観音の近くで、気になる建物を見かけた。元々は工場で、その後にレストランにでもなったのかと想像してみる。
大谷石と溶け込んで、大谷石に囲まれてお食事を・・・なんて言ってたのかもしれない。