喫茶店で瞑想して、 銭湯で元気になる

日本中の素敵な建物たちを見て歩き

年末年始多忙につき

2007-12-28 | Weblog

いつもは考えられないほどの長いお休みの年末年始。
18切符で中国地方を歩く計画を寸暇をおしんで計画して
いました。

それでも時間が足りません。

とにかく、冷蔵庫を空っぽにして、体調を整えて、体力を
残して・・・と思いながら。

どれもこれも足りませんが、29日から出かけてきます。
途中、お声を掛けて頂ければ幸いです。

主な旅程 西尾--名古屋--三ノ宮--加古川--岡山
--倉敷--井原--広島--柳井--新山口--萩
--江津--大田市--出雲市--松江--安来--米子
--鳥取--倉吉--豊岡--大津--草津

では。本日はこれからまだ、お仕事が残っております。


北区散歩

2007-12-19 | Weblog

天気の良い一日。久し振りに北区を散歩。
以前に見かけた個人病院が見つからない。
ついでに十条台まで足を延ばす。

陸軍の東京第一造兵廠本館だった建物が、今は区民の憩の場
になっている。質素ながら階段室も素敵だ。


特に青い空が綺麗な日には、白い姿がくっきりと映えて美しいな。
(東京都北区)


町役場と馬ずら電車

2007-12-18 | Weblog
花巻の材木町公園に旧花巻町役場の建物が、移築されている
というので行ってみた。
総ヒノキ造りで花巻瓦を使用している。


材木町公園へ行ってみると、花巻電鉄の古い電車も保存されていた。

ほそー。なんと、馬づらの由来はここに。
こんなに細い電車で、一体、どんな風に乗るんだろ。
両側に座ると膝が触れ合うというけど、そりゃ、そうだろう。
メタボ同士だと、お腹が触れ合っちゃうよ。


風が吹いても危なくないのかが心配。
(岩手県花巻市)

くりはら高原鉄道「石越駅」

2007-12-17 | Weblog

ゑゐさん 情報をありがとうございます。
公会堂→映画館→ 現在のような自動車整備工場になってからも
歴史が長くなってますね。

廃線になったくりはら高原鉄道、「石越駅」は残っていた。
宮城県の近代化遺産によると昭和17年築となっている。


ホームへ出てみると、1本の線路が延びている。
まるで廃線跡を行くの様相だ。
大正10年に細倉鉱山から鉱石を運ぶために開業した
栗原軌道が前身。


窓口はあっさりしてるように見えるが、窓枠に細かい飾りがあり
デザインされている。


まだ、今にも高校生たちが、列車から降りてきてJRのの駅へと
向かって行きそうな雰囲気が、駅舎の中にも残っている。
(宮城県登米市)


横手の旅館

2007-12-16 | Weblog
横手で降りたときには、もう夕闇が迫っていた。
ここまでくると、サスガに道には雪が積もっている。
川沿いにある旅館。洋風の建物が面白いと思った。

お隣の旅館平利は大正期の堂々とした建物だったが、
平成16年に火事で焼けてしまった。
今は建て直して営業している。

(秋田県横手市)

栗原郡若柳町

2007-12-15 | Weblog
東北本線の石越駅で下車して、くりはら田園鉄道に乗れば便利だったのに、
廃線になってしまった。
バスもあるけれど40分ほど、歩いていくと大きな通りから向こう側にちらっと
この建物が見えた。おお。。

どうやら公会堂だった建物らしいが、私は「映」という文字が残っているので
映画館ではないのかなと思った。
それにしても、ぽつんと建っている姿は、ちょっと異様なぐらい。
周辺は新しい町になっていて、不思議な風景を作り出している。

(宮城県栗原郡)

斜面の洋館

2007-12-14 | Weblog
JR湯沢駅から国道13号線を歩いていて、1本奥へ入っていくと
斜面に洋館らしき建物が見えた。
よく見ようと路地を入っていくと見えなくなった。
斜面に沿った道をもっとあがっていくと、この建物があった。



石の門の上には狛犬が乗っかっている。


表札も住所版もないので、どういうお宅が解らないのですが、
多分、Kさんの住宅だろう。
(秋田県湯沢市)


今和次郎の建物

2007-12-13 | Weblog

昭和初期の雪国の暮らしは今では考えられないほど貧しいもの
だったという。
昭和9年、農林省積雪地方農村経済調査所が作られ、雪国の暮らし
の実態を調査して、どのようにしたら雪国の人々の暮らしが豊かに
なるかを研究した。
所から委嘱された早稲田大学教授の今和次郎は、住宅改善の方法を
研究し、急勾配の屋根を持った雪下ろしの必要のない建物を採用。
農家の実験棟を敷地内に建てて、実際に農民を住まわせて、
この地域の住宅改良に努めた。
唯一残る今和次郎の設計の建物。
(山形県新庄市)


石の銀行

2007-12-12 | Weblog

福島から山形に入っていくと、新幹線のスピードが落ちて
うんうん唸りながら峠を登っていく感じ。
新庄までやってきた。

大正時代の旧楯岡銀行の建物が現在は質店になって
いるという。商店街を進んでいくと目の先にこの建物が
あった。見た瞬間、ドキッとするインパクト。
(山形県新庄市)


一本杉通りの和ろうそく屋さん

2007-12-11 | Weblog

能登の七尾の一本杉通りには登録文化財がずらり。
下の高澤ろうそく店さんもそのひとつだ。
明治26年に和蝋燭店を創業するが、明治38年の大火
により焼失。そのあと、明治43年に現建物が完成した。
登録文化財のほかの建物の中には、その大火を免れた
建物たちも含まれている。

探訪旅の楽しみは、いろんな方とお話しできること。
高澤さんの女将さんと、お茶を頂きながら少しお話しをする。

女将さんたちは、明治時代の芝居小屋「でか小屋」
観光資源として、市民のための文化施設として活かそうと
がんばっているという。


目出度い蔵

2007-12-10 | Weblog
金沢の駅から近いところ、蔵があった。
鏝絵で何か描かれている。
よく見ると、左から鶴・梅(波も描かれてる)・亀である。
目出度い、目出度い図柄である。

蔵だと書いたけど、窓のところだけ見ると、洋館のようにも
見えるなあ。

(石川県金沢市)

旧検事正官舎

2007-12-09 | Weblog
旧検事正官舎は兼六園下に建てられ、路面電車
施設により、現在地に移築された。
再々移築された旧高峰家と合わせて、黒門前緑地
として整備され一般公開されている。
全く違う場所で建てられた2つの建物が、運命の糸に
より、今は仲良く佇んでいる。

これは旧検事正官舎。明治43年築。


(石川県金沢市)

お引越し

2007-12-07 | Weblog
村野藤吾の北国銀行武蔵ケ辻支店が、近江町市場の
再開発ビルの一部として保存活用されることが決まり
20m東に曳家された。
遅ればせその姿を確認。おおっ、本当だ。
しかしどんな風に一体化するのかなぁ。
(石川県金沢市)

松本の宮坂薬局さん 

2007-12-06 | Weblog

松本の宮坂薬局さんからメールを頂いた。
私のHP「都市風景への旅」の中に、郷里松本の家を見つけて
メールをくださったのだ。
宮坂薬局さんはこの建物を「古い家ですが、これからも大事に保存
していきたい」と書いていらっしゃる。嬉しい言葉だ。

現在の姿と比べてみて、2階の窓の飾りなど良く残っているなと思う。
残念ながら、バルコニー部分は昭和40年頃の道路拡張工事で
取り壊されたそうだ。

 
私は松本とは縁があり、何度も訪ねて細かく歩いている。
そして宮坂薬局さんの前も何度も歩いて、元気な姿を見ては喜んでい
たのだった。