喫茶店で瞑想して、 銭湯で元気になる

日本中の素敵な建物たちを見て歩き

忍貯金銀行

2006-08-31 | 建築

秩父鉄道の行田市駅から南口のメインストリートを行くと125号線とクロスするところに、こんな瀟洒な建物の銀行があります。こじんまりしていますが、色もデザインもすっきりとした美しさ。この建物は忍貯金銀行として昭和9年に竣工しました。足袋会館等を経て、昭和44年から武蔵野銀行行田市店になりました。

足袋蔵の門

2006-08-29 | 建築

蔵と蔵を繋いだ門。大正5年の旧栄冠被服の足袋蔵です。
行田は足袋の街だったそうで、足袋蔵が今も多く残っています。
門が美しいと思ったら建築家の方が事務所として、「ギャラリー門」として活用されているようです。

行田の銭湯

2006-08-28 | 銭湯

秩父鉄道の行田市の駅から歩いてると、こんな銭湯に出会ってしまいました。
ありりゃ、煙突があるなあと思ったら、なんと銭湯。全くノーマークでした。
なーんとモダンな建物。関東の銭湯にあるまじきスタイル。ホンマに銭湯かしらん
こちら商工センターの前にある「柳乃湯」。ネオンもありました。




高崎線「吹上」駅から見えた

2006-08-27 | 建築

高崎線に乗っていて、吹上駅から行田駅に列車が走り出した時、洋館の建物が見えました。大きめな洋館の姿に個人病院だなと思いましたが、帰りに吹上駅で下車して、近くへ行ってみてびっくり。2階の部分が見えただけの時は、こんな玄関部分なんて想像できませんでした。裏へ回ってみると、病床棟のような建物も附属していて、かなり大きな病院だったようです。
昭和病院という名前もぐっときたし、見つけた時のわくわく感は最高でした。

帰宅後に調べてみると アサヒコムに記事がありました。

明るい灯のともるところ

2006-08-26 | 建築

バタバタとした日が続きました。でも、今年の夏はここへ行きたいと思っていたので、その合間をぬって、六甲山を目指しました。こんな暖かな灯がともった場所。

さあ、今日の夕飯はなんだろう。

この暖炉の前で語りあかしましょうか。押さえたタイルの色に感心。濃淡を活かして、貼り方に工夫を加えています。

ヴォーリズの設計で個人の住宅として建設された「六甲山荘」。
アメニティ2000協会では、ナショナル・トラストで守ろうとしいます。

そーなんだ

2006-08-24 | 駅舎
JR灘駅が高架工事のために無くなると聞いたので、行ってみました。北側の駅舎が古いものだというので、そちら側へ出ようとホームから歩いていくと・・・。土曜の朝早く、降りる人も数人。その全体のムードも賑やかな三ノ宮駅のお隣の駅とは思えない。とても落ち着いた雰囲気に包まれた駅でした。



駅舎は昭和12年築。洒落た姿をしています。

オリエンタル

2006-08-23 | 建築

慶応3年から明治27年まで続いた神戸居留地時代の商館として唯一現存する建物。旧居留地15番館。いつもは素通りするだけだったが、今回は喫茶室で休憩してみた。お金を払おうとして暖炉のタイルに目がいく。色も地味だし品のよいタイル。良く見ると額縁のような周囲は笹の葉のような模様だ。

六甲山ホテル

2006-08-22 | 建築

日曜日に六甲山を目指しました。生憎の小雨の中、まずはバスで六甲山ホテルへ行きます。ちょっと肌寒いけど、朝早くてコーヒーショップもまだ開店していません。
それでも建物の中を見学。こじんまりした高原のホテルの赴きがあります。
昭和4年、宝塚ホテルの支店として建てられました。

通り雨の時は

2006-08-20 | 銭湯

神戸へちょっと行ってきた。街を放浪していて、通り雨に見舞われた。
こういう時こそ、銭湯へ行こう。

三宮から北へ向かって布引にある「宝温泉」。以前、建物だけは見ていたのですが、入るのは初めて。

湯船への入口にもタイルが使ってある。恐縮しながら写真を写した。が、中へ入ったら誰もいなくて、湯船を独占して、いい気持ち・・・。


入口のタイルを写していたら、お帰りの方と目があってしまった。


夕方モードになると、ネオンに灯が入って、ムードマンテンです。


立石仲見世商店街

2006-08-18 | 建築
どこの商店街も歩くのが楽しいものです。
ここ立石の仲見世商店街は賑わっていました。
どこのお店の軒先にもガラスの看板があって、その字体もユニーク。




この薬局では一代目、二代目の葛飾区役所などの写真を展示していました。

路地のその向こう

2006-08-17 | 建築

錦糸町駅前へ路地を抜けていく。目の前に入口の周囲の石の飾りと、窓の下のまあるい手摺(?)に気がついた。面取りしたようなまあるさが良い。

なんかアパートみたいな窓だなあ。


角からみると意外に小さく感じるけど
錦糸会館というらしい。


僕らはまちなみたんてい団

2006-08-16 | Book

兵庫県建築士会南但支部の方々が「今は人の注目を受けていないため、放っておくと気付かぬ間に無くなってしまいそうなもの」を記録し残しておいてくれた本。私たちのやっている写真展も、文化財になっているようなこれからも残されるような建物ではない、人知れずいつの間にか無くなってしまいそうな建物に注目している点は同じだ。

この本を読んでいて、何に自分たちが惹かれるか、美しいと感じるか、再認識した。町の人たちの共通の美意識のもとに作られた町並み。暮らしへの見識。自然と溶け込む開発。そんな言葉を噛みしめて、'なんたん'の町並みを探訪してみたいと思う。

立石パラダイス

2006-08-15 | 建築
京成立石の呑んべ横丁。吸い込まれそうな路地に、人々が迷いこむのでしょうか。
文字の大きさも誘ってます。



色町の風情が残る建物。


現在もパチンコ屋さんや飲み屋さんなどがある歓楽地に残る建物です。