私は無心になりたい時、数独(ナンバープレースとも呼ばれる数字パズル)で遊びます。
数独に出会ったきっかけはもう5年以上前の事ですが大好きなメル友に睡眠薬替わりに愉しんでいると教えられ、数独は国外でもSUDOKUと呼ばれているとのコメントにも興味を持ち、新聞の家庭欄に掲載されている初心者向けから始めました。私は子供の頃父に教わって将棋や囲碁で遊ぶのが好きだったので、このゲームも直ぐに好きになり、どんどん難しい問題に取り組んで行き、ネットの数独サイトで難解な問題を探して遊んでいます。
難しい問題でも時間さえかければ解けるようになっていたのですが、最近最後の詰めのところで集中力が切れ、残念な思いをする事が多くなりました。後期高齢者だから?・・・・・考える能力が落ちたのかなと寂しく感じていました。
そんな時 NHKのあさイチ(4月15日(水))で<すごいぞ! 驚異の“ぼんやり”パワー>と言うキャッチフレーズで「頭の中を空にして何も考えない、いわゆる“ぼんやり”することに、すごいパワーが秘められている事、脳は“ぼんやり”した状態になると、意識のリセットや記憶の整理などが行われ、ストレスの解消や効率アップにつながる」と放送されているのを見ました。
成程と思い当たるところがあって、早速数独で試してみました。行き詰ったらそのまま放置して家事をしたり、散歩をしたりと全く違う事をして再度挑戦してみたら解くきっかけを見つける事ができました。
庭のアゼリアが今年も綺麗に咲き、こでまりはもうすぐ咲きそうです。なんだかとても明るい気分になり、後期高齢者の呪縛から解き放されたようで嬉しくなっています。これからもなんでも高齢のせいにしないで人間の素晴らしさをちゃんと知って最期まで愉しく過ごせるようにしたいと切に願っています。