加齢を愉しむために

未来に希望を抱けるように生きたいという願望を叶えるために如何に行動すればよいのかを探してみたいと思っています。

初夏

2007年05月26日 | Weblog

新緑に思う

5月15日日本経済新聞社会欄の「サラリーマン川柳の人気投票」のカラムを読んでいて
(第20回第一生命サラリーマン川柳コンクール)
老化を気にする川柳がいくつも上位入賞しているのが気になりました。誰しも避けて通れ
ないことだからと納得しながらも、古木は毎年新緑に包まれて再生し続けていていいな
あ~と思います。

連休の前半に、箱根の老舗ホテルに一泊旅行をした際の写真をデジカメから取込んでい
たら100年位前に建てられたという典型的な明治の西洋館に古木の新緑が美しく映
えていたのを思い出しました。

最後まで人間としての優しさや柔らかさを持ち続けていたいと願う私には古木の新緑の優
しく、柔らかな色合いがとても眩しかったのです。



最近人間の老化のメカニズムも少しずつ解明されてきて加齢とともに細胞はドンドン減少
してゆくものと思い込んでいたのに新たに作り出される場合があるらしいことを知ると嬉し
い気分になったりします。

偶然5月24日NHKのお昼の番組(スタジオパークからこんにちは)を母の処で見ていたら
トークゲストが加藤治子さん(84歳)で、その佇まいの素敵さにつられて忙しいのも忘れて
つい一時間近くもテレビの前に釘付け状態になりました。
とてもとても素敵に加齢していらっして・・・・・

私の理想の古木の新緑の優しさ、柔らかさを持ち続けながらしっかり生きていらっしゃる
様子が画面から伝わってきて感激しました。そして

「最後まで働いて、それで終わりたいなと思ってます」

という言葉にうっとりしました。

私も見習って備わっている全機能をしっかり活用し、最後までちゃんと生きられるように
努力したいな~